女子のレースを観るつもりはなかったが、途中からストリーミングの画像が切り替わって女子のレースになった。自分が見始めた時にはすでに独走が始まっていた。
どこのレースかも分からなかったが、よく見たら石畳を登っていた。レースカレンダーを見たら女子のレースと時差スタートで同日開催だった。その終盤になったので切り替わったらしい。
選手の名前もチームも分からないが、状況はなんとなくわかってくると非常に面白い展開だとわかった。
「トップ>1分30秒>追走集団4名>1分>追走集団5名」で残り18kmという状況だった。そして、両方の追走集団にはトップの選手と同じジャージの選手が一人ずつ入っていた。
一人の逃げは消耗が激しい。なので、20km近い距離で1分半だと追いつかれる可能性が高い。しかし、差はなかなか縮まらず、逃げ切った。ゴール前数キロ時点で第二追走集団が前の追走集団に追いついてゴール前に向かったら、追走にいたチームメイトの一人がもうひとりをリードアウトし発射された選手がスプリントを制して2位に入った。
完璧なチームプレイだった。追走集団の最後尾で力を残し、追走集団がペースアップしたりアタックがかかったりしないかを見張り、チームメイトが優勝したら2位を取るために協調して動く。
レースの展開を見なければ彼女たちが戦っているように見えないかもしれないが、実はアグレッシブに戦っていたのだ。
男子のゴールまでに寝てしまった(*´ω`*)