にしのみや甲子園ハーフマラソン2017 結果分析

 公式記録が公開された。が、残念ながら完走証にはグロスしか表示されていなかったが、pdfの一覧表には表示があった。グロス1:50:39、ネット1:49:30。差は1分もないが、51分と52分の差より49分と50分の差のほうが大きく感じるから単純に嬉しい。

 このシリーズのレースは結果がpdfで公開されているので分析が簡単だ。最初からCSVかタブ切りtxtで上げてくれればもっと喜ぶがwww

  右の表はスタート順(ネットタイムとグロスタイムの差を10秒単位にしたもの)と男女の数、スタート順の平均ネットタイム。

 大半の女性は男性のネットタイム2時間未満と同時にスタートしていることがわかるだろう。男女を分けて、タイム差を無視して同時にスタートさせた結果だ。

 下のグラフは、横軸はネットタイムを2分おきにしたもので、縦軸がその2分のネットタイムで走った人の人数だ。

2時間20分以降は少ないので20分にまとめた。

 このシリーズの問題点は男女をタイム差を考慮せずに並べることだ。これがスタート後の渋滞を招いている。神戸ラブランでも芦屋さくらファンランでも同じだった。

 ネットタイムの頻度を見れば分かるが男性の多くは1時間50分前後から2時間10分くらいに多い。この人達の多くが女性の大半を抜いてゴールしなければならないということだ。この状態は誰にとってもメリットはない。抜くのも大変だし抜かれる方もストレスが溜まる。同じレベルのランナーが前にいればペースメーカーとして使うことができる。一人で走る時より速く走れるようになったりもする。

 女性は遅い人が多いから後ろからスタートさせろと言っているのではない。男女関係なくタイムによってスタートブロックに並ぶべきだと言っているだけだ。ブロックの表示を2行にして[A1000~A1500、B5000~B5100]という感じでプラカードに書くだけの話だ。あるいは、ゼッケンを印刷するときにA~Zとかのプロック番号をゼッケンと別に印刷して、ブロックはAとかBだけの表示をすればいい。多くの大会はそうなっている。

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