Kangarooというポータブル Windows 10マシン

kangaroo

 これは外付けポータブルHDDではない。デスクトップバソコンのシステムで例えるなら「本体」と言われる部分だ。CPUとメモリ、ストレージが入った部分だ。名前はKangaroo。Windows 10 PCには興味はないが、「iPad に有線接続して iPad を Windows 10 マシンのように使える」という紹介がされていて気になったのだった。

 メーカーのサイトで見たら、iPad に専用のアプリを入れて、そのアプリで Kangaroo を操作するというものらしい(普通のデスクトップ同様キーボードとモニタを繋いで使うことも可能)。iPad をモニタ・キーボード・タッチセンサーにするということだろう。有線接続と専用アプリでリモート接続のような設定の面倒さ無くしているのがポイントだろう。

 Windows10 は iPad 上のアプリとして存在するので、iPad のアプリ間で行えるデータの受け渡しや切り替えは使える(といいなぁ)。Windows 環境は Kangaroo で動作するので iPad の CPU パワーやストレージの制約を受けることはない(んじゃないかな)。

 スティック型PCの変形みたいなものと考えればいいのか。今時のスマートフォンが既に昔のPCを凌ぐコンピューティングパワーを持っているのだから、その技術の応用でPCを小型化すれば、UI以外はこんなに小さく出来るということだ。UIデバイスは人間のサイズと互換性を要求されるので、ノートPCのようにUIデバイスを合わせてしまうと小型化の限界がある。UIデバイスを外に出してしまえばこの程度の大きさで十分なのだろう。

 こういうチャレンジャーが現れるのは楽しい。用途が思いつけば買ってもいいくらいだ($199だし)。が、全然思いつかない。通勤時間・距離が短くなってiPadすらツムツムくらいしか使っていないwww

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