社宅PC更新の件で承認されたPCが届いた。ヲタクがPCを入手した時には試運転を行うと同時にシステム情報取得がルーチンだ。中古の場合には元の持ち主や中古販売店によるカスタマイズが加えられている可能性があるので、最低でもカタログスペック(あるいはオークションに記載されているスペック)を満足しているかどうかのチェックは欠かせない。
- CPU:intel XEON E5640(Westmere-EP 32n 2.66GHz 4コア/8スレッド)wikipedia情報
- チップセット:intelX58
- ストレージ:SEAGATE HDD 240GB SATA 7200rpm
- メモリ:4G 1GB x 4 (samsung PC3-850 DDR3 DIMM)
- GPU:NVIDIA QUADRO FX1800 PCI express x 16
- OS:Windows 7 professional (ライセンスステッカー有り)
- Windows experience index:CPU,Men,Graphics:,strage:5.9
HDDに足を引っ張られる形だが、HDDを使っている限りこれ以上のスコアは難しいだろう(SSD搭載の社給ノートPCはストレージが6.6)。1GB x 4 のメモリが意外に健闘しているのはトリプルチャネルの効果だろうか。1GB のメモリが4枚入っているということは最大で 6GB までしか拡張できない。2GBx2だったらメモリを無駄にせずに2GBを4枚追加して12GBにできたんだが・・・
32bit windows 7 で復元された状態だった。使われていた時から 32bit バージョンだったのだろう。だから、4GB以上のメモリを搭載する必要がなかったのだろう。そして、4GBしか搭載しないならトリプルチャネルの恩恵を受けるには 1GB x 4 の構成しかない。
このマシンは2010年にリースで企業に導入されたものだろう。当時は、企業向けシステムの 64bit 環境への移行が進んでおらず、32bitを前提にしたのは合理的な判断だ。ちなみに、自分が使っている社給PCも 32bit の Windows 7 professional だ。8GBのメモリを積んでいるが宝の持ち腐れ。DELL を使っていた企業はこんなアホなことはしなかったのだろう。
NVIDIA といえば GeForce が有名だが、Quadro は業務用グラフィックに振ったものらしい。が、リアルタイムのゲームやプロ用グラフィックアプリを使ったりはしないので余り関係はない。YouTube や GYAO のストリーミングがカクカクしなければ十分だ。ちなみに、prius のショボイ環境でもほとんど困らなかった。
Windows の fishbowl では 900 前後だった(prius は 60、社給ノートPCで350)。ディスクリートのグラフィックボードを搭載したデスクトップ機としては遅いほうだろうが、個人がブラウザを使う上では余裕だろう。正直、ここまでとは思っていなかった。だって、送料・税込みで16000円してないんだからw