Google、Nexus端末への月例パッチ配信を表明 Samsungも対応

 Android の脆弱性対策として Google は月例でパッチをリリースすることにしたそうだ。Google、Nexus端末への月例パッチ配信を表明 Samsungも対応。これで iOS に近づけるかもしれない。ここで、「iOS に近づける」と書いたのは iOS がパーフェクトという意味ではない。iOS のセキュリティアップデートの頻度が高く実際の端末への適用比率も高いという意味だ。

 が、Android エコシステムの常として、キャリアのカスタマイズ端末やチープ・アンドロイド端末メーカーが対応するとは考えにくい。安全に近づくのはこの月例パッチを過去のモデルにも提供し続けることのできるベンダーの端末だけだ。そしてその比率は非常に低い。日本製のキャリアカスタマイズがかかっているような端末はほぼ全滅だろう。Android 端末を買うときにはキャリアのカスタマイズがされているものでなく、Google 純正を買うのが正解だろう。

 それとは別に、気になったのが「Androidにまた深刻な脆弱性が発覚、端末を制御される恐れ」という記事。「影響を受けるのはAndroid 4.3~5.1(Jelly Bean、KitKat、Lollipop)と開発者向けプレビュー版の「M Preview 1」」とある。ということは、親の priori 2 を Lollipop にしても脆弱性への対応はできない。そして、これに対応するパッチがいつ priori 2 に降ってくるのか、降ってこないのかすらわからない・・・

 親には、「LINEと電話以外のアプリを使うな」というしかない・・・

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