Giro リーダージャージのコンタドールが落車、脱臼・・・

 一昨日の話だが、ジロ・デ・イタリアで個人総合トップのあるベルト・コンタドールが落車で脱臼したらしい。左腕を上げられないので表彰式の時にマリア・ローザに腕を通すことができなかったようだ。

 時速60キロくらいで落車した直後なんて立ってるのも嫌なくらいだろうに・・・

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左肩脱臼のコンタドールはレース続行を希望 コッリは上腕骨の複雑骨折 | cyclowired

ジロ第6ステージのフィニッシュ地点で、フェンスから身を乗り出した観客のカメラが起因となって発生した大落車。再スタートを切ったコンタドールは総合首位を守ったものの、左腕を上げることができず、表彰台でマリアローザに袖を通すことが出来なかった。

ティンコフ・サクソとレース主催者RCSスポルトのリリースによると、午後7時、チームホテルに戻ったコンタドールはレース主催者が用意した移動式医療車両で30分間にわたって検査を受けた。X線検査とエコーグラフィーを受け、落車によって左肩が脱臼していることが判明した。

「骨折は見つからなかったが、左肩が脱臼していた。ドクターには一晩中とにかく腕を動かさないように勧められたよ。今は左腕を動かすために右腕で補助している状態で、明日の朝まで動かさずに過ごしたい。明日の朝、ドクターにテーピングを施してもらう予定だ」とコンタドールは語っている。

next day
 骨折ほどではないかもしれないが、7時間ものライドを脱臼から回復しきっていない腕で完走する。これがトップで戦うエースの姿だろう。彼もリーダージャージがどうすべきかを教えてくれる。今日は、ジャージに腕を通せた。
ウリッシ「今日はやるぞと言い聞かせていた」コンタドール「氷を当てて早い回復に務めるしかない」 | cyclowired

今日どれだけ走れるかすら分からなかったが、この最長ステージを走り切ることができて嬉しい。でも一方でかなり痛みがあった。今日は7時間以上を走ったが、4時間を経過した後は、痛みで手をハンドルのどこに置けば良いか分からなくなっていたんだ。

もう数日経てば状態も良くなっていくと信じているけれど、確実に困難な日々がこの先に待っていると思う。可能な限り上手く事を運びたい。

明日はアタックすべきステージだと考えていたけれど、「待ち」の展開にするしか無いと思う。落ち着いて状況を把握し、自分のライバルがどう動くか見極めないといけない。今は肩と膝に氷を当ててできるだけ早く回復させることが優先だ。

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