交通インフラ空想的近未来  01

driving-robo フォードが速度標識を認識して速度調整する車を開発について否定的なことを書いた。が、自動運転の可能性について、否定するものではない。むしろ自動運転の車が普及して操作せずに運んでくれるようになってくれることを待ち望んでいると言ってもいいくらいだ。

 ただ、現在のメーカーが作ろうとしているようなものではなく、インフラや道路行政、ドライバー、自動車を運転しない個人も巻き込んだ社会レベルでの対応が必要だと思う。人間の代わりに運転してくれるロボットドライバーを作るのではない。今、開発されている自動運転車両は全てロボットドライバーだ(もちろん人間の形を模したドライバーが運転席に座っているようなものではないが)。

 自動運転のメリットについて、他の試算も行われている。走行距離の長いタクシーを自動運転にするのは効果が期待できそうだ。だが、これも一部でしか無い。

自動運転タクシーはエコにつながる! 温室効果ガス排出量を90%カット : ギズモード・ジャパン
動運転車、安全面だけでなくエコの角度からも推しだと。

地球の未来は自動運転車にある、かも。未来っぽいというだけでなく、大幅に地球に優しいっていうのですから注目です。ネタ元のBerkeley Labが発表した研究によると、タクシーを大規模で自動運転の電気自動車にすることで、2030年までに最大90%も温室効果ガスの排出を抑えることができるとのこと。

電気自動車がよりエコな未来に一役買うだろうことはもちろん、自動運転車によって「最適な道」を行くことも大きな役割なんだといいます。最適な車のサイズ、それにあった最適な乗車人数、そして最短最適な道、そのすべてがあわさってよりエコな世界を作りださせるわけです。また、研究では、2030年までの予想販売台数(約80万台)の5%が自動運転タクシーになれば、炭素排出量を240万トン削減できるという計算もでています。

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