Chromebook、米教育機関への売上げがiPadを超える

 売上が超えたということは台数は倍近いということだ。そして、Windows PC は教育現場から消えるだろう。ビジネス分野では XP の買い替えで Windows 7 PC が昨年売れたが、教育分野では Windows PC の息の根を止めてしまったのだろう。Chromebook で PC に馴染んだ本物の Geek がビジネス分野に出てくるのに10年くらいはかかるか。どんどん日本との差が広がっていく・・・

 未だに日本の学校ではキーボードの操作とか MS office のワードアートの使い方といったことをやっているのだろう・・・必要なのは「情報」の扱いかただ。アメリカでは大統領主導でプログラミング教育に力を入れているらしいが、プログラミングが重要なのではなく、情報の取り扱いを理解するの効果的なのがプログラミングだからそうしているだけだ。

 プログラムを書けるのに業務を改善できるシステムにできないアホはここを分かってない。情報(データ)がどうやって作られるのか、どうやってプログラムに届くのか、それをどう処理して、どういう形で残し利用するのか。キーは人だ。人や人の行動、考えを深く理解しないと役に立たない自己満足プログラムに終わってしまう。そう、Epson の Pulsense と同じだ。自社の持っている技術で閉じてしまって、Apple のヘルスキットや他のアプリとの連携を考えない。

グーグルのChromebook、米教育機関への売上げがiPadを超える(第3四半期) : ギズモード・ジャパン
IT業界のマーケット調査を行なうIDCの最新情報で、第3四半期の米国内の教育機関への売上げで、グーグルがアップルを抜いたことがわかりました。第3四半期、グーグルのChromebookの出荷台数は71万5000台。対してアップルのiPadは70万2000台。僅差ではありますが、教育機関においてはグーグルが初勝利です。

IDCの見方によれば、Chromebookの勝因は価格。Chromebookが1台199ドル(約2万3000円)なのに対し、昨年リリースのiPad Airは379ドル(約4万5000円)もします。ほぼ2倍というコストの差は教育機関にとってかなりのもの。また、リサーチでは多くの学校で、タッチスクリーンよりもフルキーボード搭載端末が好まれている背景もあります。iPad使用の学校でも、別付けのキーボードを配るところもあるんだそうですよ。つまり、iPadを教育用端末として採用するとキーボード代が別途必要になるため、ますますコストに差がでてくるのです。IDCのアナリストであるRajani Singh氏は「Chromebookへの注目はアップルにとって大きな脅威だろう。また、使用している平均年齢にあたる生徒たちのキーボード需要が高まっているのも重要な点だ」とコメント。

アップルの最大の強みは、業界最大の多様な教育アプリにあります。また、先生同士で授業内容をシェアできるiTunes Uも魅力です。しかし、グーグルもそこは理解しているのか、教育アプリを集めたPlay for Educationsを昨年リリースしました。まだソフト面においてはアップルに軍配が上がりますが、ハードでリードすればその情勢だって変わってくるでしょう。きっともっとアプリが充実していくはず。今が、グーグルにとって教育市場を大きく獲得するチャンスなのは間違いありません。

コストの話は納得ですが、キーボードがここまで好まれているとは知りませんでした。ガジェット世代の子どもたちは、完全にタッチ操作が1番なのかと。しかし、考えてみれば園児ではありませんからね。小学生以上ともなればレポートや調べものをするのに、キーボードがあったほうがよさそうです。

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