Fullcrum racing 3 ハブメンテ、バーテープ巻きスキルなし

 先週に続いてハブのメンテ。1月末頃に Wilier izoard のフロントホイールの回りが悪くなっていることに気づいた。回りが悪いというか、回り自体には問題はないが滑らかさがなくなっているのに気づいた。それ以降ベアリングが気になって乗っていなかった。気にはなったが、寒い中で作業するのが嫌すぎて放置していた末端冷え性が自分(^^; どっちみち、2月は雪、3月は低気温と花粉症でロードには乗れなかっただろう。RX3があるということもあって先延ばしにしていたのだった。

 先週は玉押しの外し方が分からず撤退したが、今日はマニュアルを熟読して臨んだ。解法は、なんと、シャフトを叩き出すというものだった。Fullcrumのハブは左右対称ではなく、通常の玉押しの反対側の玉押しはシャフトと一体になっている。玉押しの加減はシャフトの反対側の特殊なナットの締め付けだけで調整する。このナットが超特殊で、2.5mmのヘキサゴンキャップボルトで締め込めるようになっていて、シマノのハブではWナットでやっていることを一つのナットで出来る。Wナットだと思った位置で固定することは至難の業だが、これなら「あと1/3回転」といった感じで調節できる。こういう合理さは Alfaromeo 145 にも通ずるものがある。

 シャフトは軽く叩くだけで良かった。玉押しを外してみたら恐れていたことが起こっていた。ちょうど、先週RX3のハブの一方と同じくらいにわずかに傷があった。ゴリゴリの原因はこれだった。しかし、スペアパーツはないので、RX3の時と同様グリースを新しいものと入れ替えて組み戻した。根本的な解決にはなっていないが、メンテ前よりはゴリゴリ感は軽減された。幸いなのは、シャフト側の玉押しが無事だったこと。シャフト側に傷が入っていたらシャフトごと交換しなければならないだろう。当然金額も大幅アップ必至だろう。

交換前。こんなに色が違っていたとは(^^;
交換前。こんなに色が違っていたとは(^^;
 後、気になっていたバーテープを巻き直した。今度は黒。

 左を巻いた時に余ったので、右を巻くときにオーバーラップを多めにとったら今度は足りなくなった。しかも、ブラケットの回り方を間違えたらしく逆になってしまった・・・ロゴ付きのテープは失敗すると目立つが、オーバーラップの量を最適にするには目印になっていいということに気づいた。次回は、ロゴでなくてもいいから何か目印になる線でも入ったものにしてみるか。

交換後。オーバーラップが少なすぎる・・・
交換後。オーバーラップが少なすぎる・・・
 まあ、バーテープは消耗品だから、それほど気にする必要はない。少ししたら巻き替えればいい。とはいうものの、元のテープは自転車を買った時に付いてきたおまけだった。それも失敗していて、「白いから汚れてきたら巻き替えるよ」と思っていたのだった。そして4年、12,000kmもそのままだったwww

 久しぶりにロードをよく見ると汚れがこびりついていたり、Fブレーキシューが異音をしていたり、サイコンが反応しなくなっていたり・・・満身創痍だ。そろそろ駆動系の更新もしなければならないだろう。

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