SF映画の基礎と言ってもいい作品だが、見るのは初めてだった。原作も読んでいない。
自分が生まれた頃に作られとは思えない先進性に富んだ作品だ。SF映画に限らず様々なジャンルの映像作品に影響を残している事が分かる。
既に語り尽くされているから、自分がここで書き加える解釈など存在しないだろう。自分のログために観たという事実のみを記録しておく。
「幼年期の終わり」の映画化作品（「幼年期の終わり」が他に映画化されているかどうか知らないが）と思った。2分までは幼年期の人類であり、木星に到達した宇宙飛行士は幼年期の終わりの超人類、モノリスはコーディネーターだ。
が、だからといって何かが解ったわけではない。「幼年期の終わり」も月を動かせるようになった子どもたちが地球を去ってどこに行き何になったのか、それを待っていた「何か」についても説明はないからだ。読み解ける人には分かるのかもしれないが、自分には無理だった。