本:錯覚の科学

錯覚の科学 まず、この動画を見ていただきたい。この実験を行った科学者が書いた本がこれ。「脳は進んでだまされたがる」や「超常現象の科学」に連なる人間の認知・記憶の限界や特徴について実例を元に詳細に語られている。

  自分は、「錯覚」という言葉に「とりちがえた記憶」といった印象があるが、ここで語られる「錯覚」はもっと広い概念だ。「自分が正しいと記憶し、思い込んでいることが自分で思っているほど正確ではない」ことが繰り返し実例を元に説明される。

 一般人が錯覚を意識することなく自信満々に生きていられるのは他者の検証に晒されていないからだと思い知らされる。

エントリが長くなりすぎるので引用は koukoku_no_ura Wiki 錯覚の科学にした。これはほんの一部なので、amazon で「錯覚の科学」を買って全文を読んで欲しい。

 また、この中の一部に、ワクチン陰謀論をブラックホールに叩きこむような実例があるが、それについては別にエントリを起こす。

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