2013/11携帯純増数

20131206_キャリア キャリアのサイトを見ても純増数しか書いてなかった。MNP転入・転出と新規契約・解約が分からないと面白く無いんだが、出したくないんだろう。

 ただし、純増からMNP入出を引いたら新規-解約は分かる。それをまとめたのが右の表。新規契約の獲得ではソフトバンク>docomo>auの順になる。au が主にdocomoからの移行で回線契約を増やしているということも分かる。この流れは iPhone 5 の2年縛りが解約するまでは続くだろう。iPhone 5 で au にした人の多くが機種変更ではなく新型の iPhone (おそらく 6) にするために docomo に MNP で移行するだろう。今の料金体系がそうさせる。今、docomo から au に転出している人の多くが機種変更がMNPより高くつくのを嫌ってのことだからだ。そして、auとdocomoを移動する人は電波状況故に SBM にしなかった人だ。iPhone にしたかったが電波状況が悪くて iPhone に出来なかったトラウマを抱えているこれらの人たちは au と docomo の間を往復するだろう。今の料金体系を買えない限り。

 こうやってキャリアのサービス、主にメール、に対する依存度が下がれば下がるほどMNP移動のハードルは下がる。コミュニケーション手段がキャリアに依存しないサービス(LINEやSkype,SNS)に移行すればどこの回線を使っているかは関係なくなる。キャリアのメールが変わったからといって連絡する必要などない。Skype や SNS は回線とつながっていないし LINE でも電話番号としか紐付いていないからだ。キャリアは自社のサービスに縛り付けようとしているがこの流れは止まらない。土管屋は土管の品質で勝負してくれということだ(指紋が消えそうになるほど何回も書いたが)。

わからないのはソフトバンクの増加だ。新規-解約で他を圧倒している。ルーターか iPad Air,mini の効果だろうか。まだフォトスタンドを無料配布してるんかな(というか iPhone 5s 購入時の条件として強制的に契約させてるんじゃないだろうか)。

 あと一つ、docomo と kddi は回線数の資料をExcelのワークシートでも提供していたのは評価できる(ソフトバンクはpdfだけ)。資料を作る際に転記作業が不要だし転記ミスも減らせる。どうせ作っている資料なんだから出すのが正解。会計のように共通のフォーマットを作れば比較が簡単なるだろう。そうなると困るキャリアが反対するのかもしれないがww

11月携帯純増数、ドコモ10万に届かず最下位 (SankeiBiz) – Yahoo!ニュース BUSINESS

 携帯電話各社が6日発表した11月の携帯電話契約数によると、新規契約から解約数を引いた純増数は、ソフトバンクモバイルが23万7100件と23カ月連続で首位となった。
 純増数2位はau(KDDI)で19万200件、NTTドコモは改善しているが、9万3400件でまた大手3社中最下位だった。
 9月20日の発売以来、品不足が続いていた米アップル社の人気スマートフォン(高機能携帯電話)「iPhone5s」が11月下旬に品薄がほぼ解消されるなど、予約待ちの解消も進んだことが寄与した。
 一方、番号持ち運び制度(MNP)を利用して携帯電話事業者を変更した転入出数は、KDDIが5万6800件の転入超過で26カ月連続首位を維持した。
 MNP2位のソフトバンクはプラス1万2300件だった。ドコモはマイナス6万8600件と転出超過だが、前月より改善された。

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