東洋経済の情報力??

toyokeizai-ipad 東洋経済のサイトでバックナンバーを探せなかったのでコピーを引用する。2012/9/15 週刊東洋経済 シャープの危機感を継続的に追っていた同誌がなぜか iPhone や iPad が失速していると書き続けていたことの証拠となるだろう。

 これは昨年の今頃の記事だが、2012 年のこの頃は iPad 4 と iPad mini、iPhone 5 の生産でApple(というか実際に作ってるのは FOXCONN かもしれないが)はフル回転だった。市場シェアは下がったが、パイが広がっている中での増加率が足りなかっただけで、販売台数が減ったわけではない。つまり、パネルの使用枚数は増えたのだ。シャープへの受注が減ったのは単に、シャープが敗けただけだろう。

 それに、iPad の液晶が IGZO と書いているが、そんな情報は他から聞いたことがない。IGZO は大きなアドバンテージとなるが、それを活かすためにはハードの設計から違っていなければならない。iOS デバイスの主要部品を一社独占にするようなことは Apple の場合には考えにくいし、第一シャープが応えられない。だから、ただでさえコスト競争力のない IGZO を一部のロットに使うなどということは考えられないと思うんだが。

 なお、昨年の 10~12 四半期で iPad は市場全体の % を占めていた。これが「タブレット市場の攻勢をうけて細々作っている」デバイスの数字だろうか?

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