第3の選択肢

Windows互換レイヤCrossOver Mac、夏登場へ – “MacでWindows”に第3の選択肢 (MYCOMジャーナル)

 Intel Mac上でWindows用アプリケーションを実行する環境としては、現在Appleがパブリックβとして公開中の「BootCamp」のほか、米 Parallelsが発売する「Parallels Desktop for Mac」がある。前者はIntel Mac上に他システムを導入してデュアルブート環境を構築するためのユーティリティ、後者はMac OS X上で平行して他システムを稼働するための仮想ソフトウェアであり、Mac OS XにWin32 API互換レイヤを追加するCrossOver Macとはいずれも実装が大きく異なる。

 ということは、先の二つと違ってwindowsを買わなくてもいいということか?もしこれが実用レベルに達していたら、最高だ。「OSを切り替える」とか「どっちのOSで起動する」とか考えなくてもいいのが何よりだろう。ただ、著作権侵害という指摘を受ける可能性が高いという不安要素がある。他の二つはwindows自体はMSから購入するし、windowsの動きをまねする必要はない。MSと利害が一致している。ところが、このAPIを組み込んでしまうやり方はMSのWindowsビジネスと真っ向対立関係にある。

 CrossOverMacの前に立ちはだかるのは、技術的な困難よりMSの弁護団かもしれない。

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