Surface RT 死亡のお知らせ|ASUS Transformer Book T100発表、349ドルからのWindows 8.1タブレット

 液晶の仕様がタブレットとしては2世代前だが、PCでは使い慣れたフォームファクタだから、PCが欲しい人にはそれほど困らないだろう。PC 用の OS が載っていることがPCを欲しいユーザにとって最大のセールスポイントだ。この仕様・価格が廉価版PCとしてタブレットに対して競争力を持ちうるかどうかが見ものだ。

 7〜8年前にネットブックと呼ばれていたカテゴリーがコンバーチブルになったというイメージか。タブレットというより、Surface に対する組み立て屋の回答と言えるだろう。当時のネットブックが「我慢して使う」レベルだったように、このマシンも決して Core i シリーズの端末の代わりができるものではない。2GB しかメモリがないしストレージも大きいほうですら 64GB だ。Windows PC を使っている人は自分のマシンのメモリとストレージを考えて欲しい。今のPCのメモリが 2GB だったとして全てのタスクが快適だろうか?ドライブのプロパティで使用エリアは32GB以下だろうか?そういうことだ。

 ちなみに、業務で使っている Windows 7 ノートPCのメモリは 8GB でストレージは 128GB SSD だ。ストレージは半分くらい残っているが、業務データは基本的にサーバに保管しているのにだ。開発やグラフィック関係の仕事をしているわけではない。そういうことだ。

 Surface RT の椅子はもうない。Surface 2 がどのような仕様・価格でリリースされるかが楽しみだ。

ASUS Transformer Book T100発表、349ドルからのWindows 8.1タブレット。Bay Trail-T搭載 – Engadget Japanese

インテルが待望の ” Bay Trail ” Atom プロセッサを発表した IDF13 より。ASUS は Bay Trail 採用製品として、キーボード着脱式の Windows 8.1 タブレット / ノート Transformer Book T100 を公開しました。

10.1インチ1366 x 768のIPS液晶側に4コア Silvermont CPUの ” Bay Trail ” Atom Z3740 プロセッサと2GB RAM を備えたフル機能の Windows 8.1 タブレットでありながら、ストレージ 32GBモデルで米国価格 349ドル、64GBで399ドルと安価な点が特徴です。

ASUS の Johnny Shih CEO いわく、Transformer Book T100 は、かつて安価なミニPCとして一時代を築いたEee PC が現在に「トランスフォーム」した姿。タブレット時で1.2ポンド (約545g) 、合体してノート時でも2.4ポンド(約1.1kg)の重量や、最大11時間駆動など、かつてのEee PCと同じインパクトのある価格でありつつ妥協しない性能をうたっています。

主な仕様は 10.1インチ1366×768 マルチタッチIPS液晶、Atom Z3740、2GB RAM、32GB / 64GB ストレージ、microSDXC対応 microSDスロット、マイクロUSB、マイクロHDMI、キーボードドック側に USB 3.0など。

インテルが製品ラインナップを正式発表した Bay Trail は、CPUコアがインオーダー実行の Saltwellからアウトオブオーダーになり、Turbo Boost 対応、物理4コア / 8コアが用意されるなど大幅に強化された新生 Atom プロセッサ。ASUS のほかにも、各社が採用製品を発表しています。

ASUS Transformer Book T100 は、米国では10月18日に発売予定。

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