実は続けている魔法使いと黒猫のウィズ

IMG_3413-1 無料でも遊べるが、課金しないと厳しいのがこのゲーム。それに反感があって無課金で遊んでいる(パズドラは応援の意味を込めて、200万ダウンロードとかいってた頃に1,000円程度課金した)。

 クリスタル料金割引サービスが終わったかと思ったら、こんなキャンペーンが始まった。10回連続ガチャを回さないといけないというのは、コンプガチャを思い出させる。50個のクリスタルを買うには、60個3,800円が必要だ(50個というプランはない)。

 このゲームではゲリライベントというものがある。これはパズドラのメタドラと同じようなもので、金と経験値を上げるためのカードを得ることができる。ゲリラというものの毎日3、7、12、17、20、23時と決まっている。このことはプレーヤーにとっては優しい仕様だ。しかし、パズドラのスタミナに該当するパラメータが低くてなかなか増やせない設定なので、何回もやることはできない。ここにも課金に対する強い誘導を感じる。

 属性・レベルシステムをクイズに持ち込んだことも、QMAのようなゲームが好きな人間にはモヤモヤの原因だ。QMAでは全プレーヤーは平等だ。同じ問題を説いて、早く正解を出すことで勝敗が決まり、それ以外の要素はない。ところが、このゲームでは正解率の高さや速さとは全く別の要素によって勝敗が決まる。むしろ、持っているカードの強さと属性(敵との相性)のほうが影響が大きいくらいだ。これが一番明確になるのはトーナメントモードだ。出てくるカードの種類と手持ちのカードの相性が悪いと倒すまでのターン数がかかってしまう。スタート地点がプレーヤー毎に大きく異なっているのだ。そんなものを比較して順位を決めても全く納得出来ない。1位になったとしても勝った気がしない。負けても釈然としない。楽しくない。QMAだと、上のクラスの問題をバンバン正答してくるプレーヤーに負けたら、相手を尊敬する気持ちと悔しさを感じる。否応なく納得させられる。楽しい。当然、ゲームシステムに対する不満など起きない。このゲームは正反対だ。

 更に問題なのは、トーナメントモードをクリアしないと通常のクエストすら進められなくなることだ。「ここからのクエストはレベルが4級以上でなければならない」といったハードルが設定されていて、嫌でもトーナメントに参加しなくてはならない。トーナメントに勝つためにはデッキを強化するしかない。短いターン数で倒すためには攻撃力のあるカードをできるだけ多く揃えなければならない。クエストをクリアするだけならそこそこ使えているのに、トーナメントに入ったら全然太刀打ち出来ない事になる。これの納得出来ない点は、正答をしていても負けるという点だ。相性の悪いデッキ望んだプレーヤーが10問連続したのより、強いデッキで6問正解3問誤りのほうが上になる。クイズのちからから言えば前者のほうが上だろう。

 カードに属性とレベルを持ち込むことで、属性別にカードを揃え、それらをレベルアップさせることが必要になる。イコール課金だ。しかも、カードを得る機会やレベルアップはサーバ側でいくらでも調節できる。パチンコでいう出玉の調整を簡単にかつ確実に行えるのがオンライゲームシステムだ。コロプラではこれをかなり強く絞って課金に結びつけようとしている。

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