podcast: Phablet は来るの?

phablet お気に入り podcast の流行りモノ通信簿でPhablet についてはなししていて思いついたことを送ってみた。ここはその下書き。

タブレットの電話機能搭載

 このカテゴリーがスマートフォンを駆逐することはないと確信しているが、タブレットのサービスの拡充によって現在のセルラーモデルのタブレットがこの形になる可能性はあると思った。

 今のセルラーモデルタブレットは大半がキャリアの音声電話ができないが、技術的にできないのではなく、携帯回線数を増やしたいキャリアの都合でそうさせないようにしているだけだ。固有の電話番号を持っているのに電話できないのが不思議なくらいだ(親にセルラーモデルの iPad 2 をプレゼントした時に電話番号を持っていることに驚いた)。これは、音声用の回線と別にセルラータブレットの回線契約をさせたいというキャリアの思惑だろう(フォトスタンドを「只だから」と配っていたのも、回線数水増しのためだろう)。

 しかし、実際問題、タブレットで電話できたからといって携帯電話と同じように持ち歩くことはできない。タブレットでの通話を可能にした所で携帯電話を解約する人は殆どいないだろう(スマートフォンかガラケーかを持ち歩いているだろう)。タブレットが大きくなればなるほどこれは当てはまる。10インチタブレットを耳に当てて電話したい人はいないし、未だにイヤホンでの通話は市民権を得ていない。

 とすれば、キャリアが宣伝のために、「タブレットで音声通話ができる」としてアピールすることが考えられる。ビジネスユーザ相手に(というより企業の携帯電話管理部門に)、会社契約の携帯電話とノートPCの代わりに音声通話可能タブレットを売り込むことも考えられる。「キャリアとしては、トータルの回線数は減らず持ち出すリソースも少ない。端末メーカーは iPad との差別化が図れる。ユーザーはいざという時に電池に余裕のあるタブレットで電話が出来る。」という、一石三鳥のトリプルwinモデルwww(もちろん、iPad が通話可能になればアドバンテージは終了だが)。

電話の大型化の限界

 後、端末の大きさについては、こへいさんと同意見。というより、iPhone 5 でも自分には大きすぎる。自分はは小柄で平均的アメリカ人より二回りくらい手が小さいと思われる。このため、片手操作で逆の上部(右で操作時の左上)にあるボタンを押すのは iPhone 4S がギリギリで iPhone 5 では届かない。

 日本では、女性のスマートフォンユーザが激増しているように思われる。昨年まではガラケーを使っていた同僚の女性(40台)でも次々にスマートフォンに移行している。というより、「電池の持ちが悪くなってきてくたびれてきたし2年縛りも解けたから機種変しようかとショップに行ったらスマートフォンとらくらくフォンしかなかったので、スマートフォンにした」ということかもしれない。女性は小さな iPhone 4S でも両手で操作している。両手操作かつ移動時にはバッグに入れるという習慣がある女性は、男性より大型化・重量増加に対して肯定的なのかもしれない。去年 docomo だったか au だったかから出ていた、小型液晶スマートフォンがほとんど存在感を示すことなく消えていった。これを見たメーカーは小型モデルを出すのはためらわれるだろう。

 因みに、そのモデルは、「小さな女性の手でも操作しやすい」というコンセプトでまとめられていて、色使いやデザインも従来の女性向け端末のテイストを継承するものだった。ここに誤りがあったのではないだろうか。女性は小さくて可愛い端末より、大きく・重くても電池が持つという携帯電話としての実用性のある端末を選んでいるのかもしれない。小型化・軽量化を望むのは常時ポケットに入れて猿のようにアプリを使っているヲタ男共なのかもしれない。だから、小さな液晶のモデルを出すなら昔のMotorolaのような黒くてシャープな端末デザインにすべきだろう。そしたらヒット・・・しないかwww

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