ASUS i7+Atom 双頭モデル。今度はタブレットをPCにドッキング

 ASUS の開発者の頭の柔らかさには驚かされる。ゲテモノ先進的な物理フォーマットの探求に余念がない。合体ロボに憧れたデザイナーがいるに違いない。いや、いて欲しい(^^;

 しかし、これほど「自分が使った時にどんな感じか」を予想できないマシンはない。キーボードを自宅や会社のデスクに置いて、持ち運びはタブレット部を持ち運ぶというイメージだろうか・・・

 問題はデータの同期だ。ドッキングした時点で勝手に同期するような仕組みは欲しいが、ストレージ容量が違いすぎるので意識しておくことが必要だろう。持ち運びたいデータは全てタブレットをメインに考えないと、タブレットだけ持ちだしたものの必要なデータを忘れたということになりかねない。クラウドストレージを使ってOS間のデータを共有することが身につけば悪くはないかもしれない。よく考えたら、自分は iMac で Windows と MacOS 間のやり取りを Dropbox でやっていた(Boot camp で XP をインストールする時に NTFS にしたため)。でも、クラウドを使うのであればこのフォームファクターである必要もないということだ。

 そうまでして Android OS を使いたいというシーンが思いつかない。iOS 大好きな自分でも iMac の電源が入っている時にはそちらを使う。iPad でしかできない(しない)ことは電子書籍を読むことくらいだ。自分が iMac に Windows XP を入れているのも Windows でしか動かないソフトを動かすためだ。

 CPUやストレージを重複して持つということは純粋に製造原価の上昇につながるはずだ。単体のノートPCとタブレット買ったほうが安いんじゃないんかなぁ・・・これまでも、ドッキング型の端末は発売はされるものの使っているというのをネット上ですら見たことがない。それと同じ程度のヒットはするかもしれないがww

ニュース – [COMPUTEX 2013]ASUSがWindows/Android両対応の脱着式PCを発表:ITpro

 台湾ASUSTek Computerは「COMPUTEX TAIPEI 2013」開幕前日の2013年6月3日、プレスカンファレンスを開催し、Windows/Android両対応の脱着式PC「ASUS Transformer Book Trio」を発表した(写真1)。

 ASUS Transformer Book Trioは、「ノートブック」「タブレット」「デスクトップ」の3つのモードで使える世界初のモバイルPCである。Windows/AndroidのデュアルOSに対応しており、5万本のWindowsストアアプリに加え、70万本のGoogle PlayのAndroid向けアプリを利用できる。ディスプレイの脱着機構と組み合わせると、「Windowsノート」「Androidタブレット」(写真2)、「Windowsデスクトップ」の3つの利用形態に対応する。

 WindowsとAndroidに対応するため、タブレット側とキーボード側に別々のCPUを搭載する(写真3)。タブレット側にはAndroid用のAtom Z2580プロセッサ(Clover Trail+)を、キーボード側には米IntelがCOMPUTEX TAIPEI 2013で正式発表予定の第4世代Coreプロセッサ「Core i7-4500U」をWindows用に搭載する。

 ディスプレイ側は、単体で11.6インチ・フルHDディスプレイのAndroidタブレットとして動作する。ストレージは64GB(eMMC)、バッテリー容量は19.5Whとなる。

 キーボード側は「PC Station」と呼ばれており、Coreプロセッサ、1TBのHDD、33Whのバッテリーを内蔵する。キーボード側のバッテリーでタブレットを充電できる。外部ディスプレイに接続すれば、デスクトップPCのようにも利用できる。

 ディスプレイをドッキングしたノートPC状態では、WindowsとAndroidの両方を利用できる。両OSは、キーボード上に配置された専用の切り替えキーによりシームレスに切り替えが可能である。2013年第4四半期以降に発売を予定する。

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