UX50:標準ソフトのショボさ

050907_2327~001 050907_2339~002

 派手なGUIは要らないし負荷の大きな高機能も不要だ。しかし、CLIE系のソフト一本作る力があれば、気のきいた電卓や時計くらいはたいした負担ではないだろう。

 visorには標準で関数電卓が入っていて、単位の変換に重宝した。CLIE のWorld Alarm Clock 1.13 は複数アラームと4カ所の時間が表示できる。時差の表示や日没の表示も工夫しているが、理詰めで面白くない(しかも、UX50の横長に対応していない)。これは、俺の個人的な好みが大きいのかもしれないが、visor のcity time のGUIのほうが好き。時差をビジュアルに表さないが、地図のインパクトは大きい。また、地名が分からなくても地図をタップすれば最寄りの地名と時間が表示される。小さなことだが、この直感的な時間の把握は面白い。時間というものが、地球の自転から作られているものだということがよくわかる。季節による日の当たり方.陰り方も一目瞭然。学習教材にもなりそうだ。CLIEのでは無理。CLIE のWA clockは理系の頭のいい人が作ったような感じだ。

050907_2326~001 050907_2339~001

 まあ、こんなのはおまけなのだから気に入らなければ他のアプリを探していれればいいというのがpalmの文化なのではあるが、基本的な最低線は標準でカバーしないと、「高いもの買ってるのに、100円ショップの電卓並みかよ」と感じるだろう。

 visor のような他には何もないマシンなら、「そんなものかなぁ」と思えるが、CLIEと名のついた派手なソフトが満艦飾なUX50だけに基本ソフトのショボさが際立ってしまう。

#またもや、U*Blog で draft で投げたものが公開されてしまった…規則性がない・・・MTのバージョンがU*Blogの想定しているものより古いのかな・・・

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です