XT205Tのマニュアルがあることを思い出して、めくってみた。
電装系のトラブルシュートを見ていたら、「ノンヒューズブレーカー」というものがあった。そう、家庭のブレーカーのようなものだ。家庭ではヒューズを使わないブレーカーが普通になって今時ヒューズを見ることはないが、バイクのエンジン(しかも20年も前の)にブレーカーがあるとは知らなかった。
俺がXT205Tに乗っていたときは、一度もこういうトラブルにあったことがなかったので、ヒューズがついていると思い込んでいて、それがどこにあるのか考えたことがなかったのだった。
ちなみに、なんでXT250Tかというと、SRX250と同じエンジンを積んでいるからだ。同じエンジンなら周辺の回路も共有するのが工業製品を安く作るコツだ。まして、直接性能に影響しない、見えない機能部品なんて機種ごとに作ることなど無駄に過ぎない。ひょっとすると、同時期の同クラスバイクは全て同じかもしれないほどだ。
雨が降っているので確認できていないが、間違いないと思う。ブレーカーならボタンをポチッと押すだけで修理完了だ。ストップの原因が他になければだが…