次世代 Nexus 7 は再びタブレット市場を炎上させられるか?

nexus7 2012 年のタブレット市場を地獄に叩き込んだ。高価格モデルにしか搭載されていなかった Tegra 3 をライバルより安い端末に入れるということで市場を席巻し、一気に Android 陣営のリファレンスモデルとして「低価格の Android はレスポンスが悪く粗悪品」というイメージを払拭した。Google によるふるい落としが NEXUS 7 だった。

 しかし、下の記事を見る限りでは要素技術の順当進化でしかない。追加要素として予想されるのは、メモリカードスロットや背面カメラといった不満点の解消はあるだろうが他者が既に持っているものでしかない。この予想をあざ笑うかのような爆弾を投じて来るのだろうか。今年もタブレットは熱い。

次世代 Nexus 7 はASUS続投で夏発売、高解像度化 & Snapdragon 採用? – Engadget Japanese
激戦区とあって出ないはずがない、でも具体的な話はあまり聞かない Google Nexus 7 次世代モデルの話題。リンク先 Reuters では台湾発の匿名ソース記事で、二代目 Nexus 7 は引き続き ASUS製で夏にも発売らしいと伝えています。(写真は初代です。念のため) そちらによれば、二代目 Nexus 7 は:

・製造はASUSが引き続き担当。Google / Asusのデュアルブランド。
・プロセッサはNVIDIA Tegra シリーズではなく、Qualcomm のSnapdragon (情報提供者のひとりによれば、理由は消費電力)。
・ディスプレイは現行より高解像度化。ベゼルは狭くなる。

といったところ。

発売時期については、現行の初代Nexus 7から約一年の今年7月前後、価格はGoogle内部でも流動的で未定とされています。出荷目標は今年後半で600万から800万台。

Google はNexus シリーズの販売台数を正式に発表していないため比較できないものの、仮に600万台〜800万台とすれば、初代の前年同時期の推定売上台数よりは30〜70%ほど多く、iPad mini や Kindle Fire など競合の多い激戦区にさらに注力することになります。

以上、いずれも「複数の情報提供者が証言した」未確認情報です。また現時点で正しいリークだとしても、特に発売時期や価格帯、詳細仕様については、iPad mini をはじめライバルの出方で変わってくることは常に考えられます。Google と ASUS、ついでに Qualcomm も NVIDIAも現時点ではコメントを出していません。

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