高架下の盛り上がり

 数年前に行ったら、俺が学生だった頃に比べて寂れていたが、昨日通ったら盛り返していた。

 ストリート系というのか、ラスタ系というのか、ラスタカラーと放出品の迷彩とがごっちゃになった店が多くあった。それに合わせるように、スニーカーの専門店もたくさん出来ていて、量販店のものより数は少ないが質は良かった(単に俺の好みに合っていただけかもしれんが)。後、俺の大好きなシルバーのアクセサリーを扱う店もかなり多かった。この3種類にアジア雑貨の店が大半と行った感じだ。相変わらずの、胡散臭いエロビデオを段ボールに入れていたり、古着、といってもオサレな奴ではなくてスーツとかを扱っている店、放出品、中古家電品も健在だったが、かなり世代交代はすすんでいた。

 世代交代を感じるのは、店員の若さだ。どこも20代前半のニーサン、ネーサンが店番をしている。ストリート系の店で古着を扱っていても汚いような店は全くない。どこも「ちゃんとした」店ばかりだった。まあ、俺の甘い採点だからかもしれないが。

 とにかく、ヘップなんかよりずっと刺激に満ちていて面白い。ただ、玉石混淆なので、雰囲気に惑わされて勢いで買ってしまうと、家の周りで着れないようなものや、自分には絶対に似合わないようなものをつかまされる。かっこ良く決めるのも、ただの猿真似に終わるかは自分のセンス次第だ。ヘップとかのショップなら、適当に組み合わせればそれなりになるだろうが、高架下のものはそうはいかない。音楽も怖いが、高架下も怖い。

 ちなみに、今日の成果は、古本の文庫と中古CD2枚。CDを売っていた店の店番はドレッドヘアのラスタ君だったが、仕事や言葉遣いは丁寧で微笑ましかった。そう、商売人はこうでなきゃ。あと、シルバーアクセサリーの店の店員さんはきれいな姉さんが多かったことは付け加えねばならない。メリケンパークより絶対面白いって。

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