本場アメリカからゾンビ襲来。/HP初のAndroidタブレット「Slate 7」発表

yu_slate7b_spec HPの Android タブレットが正式に発表された。2012 年上半期(Nexus7 や Kindle Fire HD 発売前)に出ていればそれなりのシェアを奪えたかもしれないが、遅すぎた。

 クラウド印刷サービスなんて誰が欲しいんだろう。自分が家で使っている epson PM990 はアプリで iOS や Android から印刷できるが使ったことがない。モバイル端末の画面をプリントするという需要が思いつかない。サンドシステムは家で動画を観るようなときにはいいだろう。外ではどうせ回線や電池の制約から重い映画なんて観ることはしないだろうし。

 しかし、自分が iPad を持ってなくて Android の小型タブレットを欲しいと思っても、これは買わない。Nexus7 か Kindle Fire HD かドスパラ 7 インチを選ぶだろう。HP はモバイルを止めておいたほうがいいのかもしれない。HP のエグゼクティブには一般人の感覚がないんだろうか。

 HP が WebOS を買収した時には新しいプラットフォームが、しかも palm の後継OSがモバイル市場に食い込んでくるのかと期待した(といってもアプリ互換は無い。一部、エミュレータが用意されるといった希望的観測もあった)が、いくつかのスマートフォンとタブレットを一機種だけだして消えた。日本人ユーザによる自主的な日本語化プロジェクトが有って一部日本語が動いたりもしていたのに・・・新しいプラットフォームを作ることの難しさが分かる。(だからこそ Firefox OS のスマートフォンが出ることを知っておどいたのだ)。

HP、初のAndroidタブレット「Slate 7」発表 169ドルで4月に米で発売 – ITmedia ニュース

yu_slate7b Nexus 7とスペックを比較するとCPU(Nexus 7は1.2GHzクアッドコア)も画面解像度(Nexus 7は1280×800ピクセルの216ppi)も劣るが、microSDスロットを備え、HPのクラウド印刷サービスePrintに対応し、同社のPCで採用している米Beats Electronicsのサウンドシステム「Beats Audio」を搭載する。色は銀と赤の2色。

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