MacBook pro 快適

 5年の時の流れがデジタルデバイスにもたらす進化の速度には驚かされた。

 メモリは倍でプロセッサやメモリの速度、グラフィックスのパワーは数倍だとは知っていたが、ムービーのエンコードでもしなければ差は出ないんじゃないかと思っていた。実際に、社給PCは Core i5 に SSD でハードウェアの世代的には iMac より大幅に上回っているはずだが、速度的に速いとは感じなかったこともある(社給PCは2011年春モデル)。

 しかし、MacBook pro を使ってみてそのヌルヌル感に驚いた。すべてにおいて動きが滑らかだ。ブラウザのスクロールはトラックパッドの指の動きと直結しているような錯覚を覚える。

 そして、この大きなトラックパッドの使い心地の良さは東芝のパソコンのそれと異次元だ。これは、iPad mini でも採用された技術だろうが、手のひらがトラックパッドの隅に当たってもそれをトラックパッドの操作と認識しない。これは大きい。東芝のトラックパッドはタイピングのときに意識的に手のひらを浮かしておかないとポインタが飛んでしまう。なので、会社ではマウスを使いトラックパッドを不使用にしている人もいるくらいだ(自分は、ポインティングデバイスの操作を右手でやって左手の親指でボタンを押すのが好きなのでトラックパッドを不使用にはしていない)。ところが、MBPではそんなことはいっさいおこらない。ここまで書いている最中に、右手の親指の付け根がトラックパッドに当たったのを感じたがインサーションポインタが予想外のところに飛んだりすることはただの一度も無かった。

 エクセルやグラフィックソフトなど、マウスのシビアな操作が必要とされるような作業をしていないので差し引いて考えるべきかもしれないが、これならトラックパッドだけで済ませられる人がいるのも十分に理解できる。

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