富士通:PCを課題事業に認定<Android端末も早くそうした方がいいよ

BCNの調査結果でを見て経営戦略を練ってるんだろうかwww

もう、PCはコモディティだ。必要だがそれだけ。100円ショップのプラスチック製品のようなものだ。同じプロセッサに同じ液晶パネル、同じOSなんだから。

同じことはすでに2012年にタブレットにも起きてしまった(去年の今頃予想してたと思うが)。すでに、富士通はワンセグを欲しがるような日本の情弱市場でしか競争力を持ち得ない。この現実を直視していない時点で富士通は来季もダメだろう。少なくともデジタルガジェット市場では「その他」から抜け出すことはないだろう。

結局、社員に負担をかける、経営者として最低の方策しか思いつかないのが富士通の経営者なのだろう。もし、再就職先が見つけられるような人材は率先して船をおりているだろう。韓国や中国のメーカーに求められるような技術者は特に・・・

富士通、個人向けPCのラインアップを見直しへ ~通期見通しを下方修正、PCを課題事業に認定 – PC Watch

 富士通株式会社の山本正已社長は7日、中期経営方針を発表。その中で、PC事業を課題事業の1つに位置付けるとともに、今後、コンシューマPCのラインアップの見直しに着手。PCの開発およびマーケティングの約100人の社員を、モバイルサービスや次世代端末の開発にシフトさせる考えを示した。
2012年度業績は、海外、PC、デバイス事業が悪化

 山本社長は、2012年度において海外事業とデバイス事業とともに、PC事業が年初計画を大幅に下回ったことをあげ、PC事業の改革に取り組む必要性を示した。

 富士通が発表した2012年度第3四半期連結業績によると、PCおよび携帯電話を含むユビキタスソリューションの売上高は前年同期比11.5%減の2,665億円、営業損失は同41億円減の20億円の赤字となった。そのうち、PCおよび携帯電話の売上高は前年同期比11.0%減の2,069億円と前年割れとなっている。

 山本社長は、「スマートフォン、タブレットの浸透によってコンシューマPCの需要が低迷する一方、モバイル端末を対象にしたさまざまなサービスが生まれるという市場変化が起こり、部門内のリソース配分にミスマッチが生じている」と語り、「コンシューマPCでは一部ラインアップを見直すことになる。商品戦略とマーケティング戦略においては、対象市場を絞り込んだ戦略的フォーカスの見直しを進める。ノートPCのLIFEBOOKにおいても、付加価値のあるところに投資を集中していく。いまは、PCよりも、タブレットの勢いの方が強い。タブレットにリソースシフト、ビジネスシフトをかけていきたい」とした。

 同社では、全社方針として、垂直統合型ビジネスモデルの構築に向けてのリソースシフトも発表しており、全社規模で新規商品の拡販に必要な営業ソリース確保のために500人規模の人員シフトを行なうことも明らかにした。

 また、その一方で、「規模が小さくてもコンシューマPCビジネスは継続していく」と語り、「PC事業は昨年度までは利益が出ていた事業。ハードウェアを自社で作る意味がないのではないかという指摘もあるが、生保向けにタブレットベースの製品を導入するなど、細かい要求に応えるには、自社でハードウェアを生産する意味がある」とした。

 国内生産ラインなどについては、「工場の固定費コストの変動費化が進み、需要変動に対応できるようになっており、これをベースに一層のモノづくり革新を進める」と語った。

 富士通では、中期的な目標として、PC事業において、年間1,000万台の目標を掲げているが、「1,000万台の旗を降ろすということはない。PCだけでなく、タブレットを含めて、幅広い製品で1,000万台を目指すことになる。この分野は、ボリュームが重要であることには変わりがない。一定数量のビジネスは必要である」(山本社長)などと語った。
「BtoBtoFront」で強みを発揮する

 山本社長は、「人事施策、徹底的なコスト構造の見直し、効率的なコーポレートの実現、市場構造の変更への対応の4つの観点から踏み込んだ攻めの構造改革を実行する。急激なV字型の損益回復を実現するためには、大胆なコスト削減と、成長軌道回帰に向けて思い切ったリソースシフトを同時に進めていく。成長戦略の柱は、垂直統合力を生かしたビジネスモデルの構築になる」などとした。

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