着うたフール、podcasting

ITmediaモバイル:「着うたフル」200万ダウンロード突破

KDDIは2月5日の時点で、携帯向け音楽配信サービスEZ「着うたフル」の累計ダウンロード数が200万曲を突破したと発表した。

 「どんなヤツが使うんだ?」という、大方の予想を裏切って、好調な出だしらしい。上の記事からは、実売上本数は分からないし、それによる着うたのダウンロード数の推移もわからないので、映画の「大ヒット上映中」と同レベルのアドバルーンなのかもしれないが、対応機種あたりの回数からすると順調と言えるのかもしれない。

 ただ、着うたフルを謳った機種を発売と共に買い求める層というのは着うたフルを使いたくて買ったヘビーユーザーばかりだろう。これから対応機種が増えるに従って一台あたりのダウンロード回数が減っていくことは間違いない。問題はその割合だ。iPodのように、一台あたりのダウンロード回数が減る以上に対応機種の売上があれば、ダウンロード回数は加速していくが、頭打ちなら尻すぼみだろう(累計だからマイナスにはならないが増加率はすぐにマイナスになるだろう)。

 後、ビジネスとして考えるときには、着うたの減少分(発表されていないが、絶対に減っているだろう)をカバーできる単価差なのかどうか。着うたを辞めてしまえば選択枝がなくなって売り上げは伸びるかもしれないが、効果は一時的だろう。ユーザーがついてこなかったり、愛想をつかして他キャリアへ行ってしまっては元も子もない。この辺の匙加減が難しいところだろう。

 俺は、気楽な野次馬でしかない(俺の端末は着うたすらダウンロードできないし)ので、生ぬるく見守りたい。

 音楽つながりで言うなら、podcastingというラジオ配信(MP3ファイル配信)が一部で話題になっていた。どこかのサイトで見ていたが、「どーせiPod持ってないし」と、放置していた。iPod shuffleが来たら試してみたい。

iPod情報局: Podcastingが熱い!【前編】ネットラジオをiPodに自動転送

 10月の頭くらいから、米国のニュースサイトなどでPodcasting(ポッドキャスティング)という言葉をよく見るようになった。Podcastingとは、ネットラジオの音声を自動収集するしくみ。あらかじめ専用ソフトに好きなネットラジオ局を登録しておくと、ソフトが定期的にそのサイトをチェックし、新しい放送がアップされると自動的に放送をダウンロードしてくる。さらにその放送をiPodに自動転送して聞けることからPodcastingの名がついたのだろう。

 今でも、ダウンロードしたMP3ファイルをdiGOに入れれば聴くことは可能だが、そのためだけにOS9で再起動するのは無理。それどころか、今入っている曲は年末にダウンロードしたものだ。

#なお、タイトルは着うたフルのファンが着うたフルの情報を求めてやってこないようにするためのもので、決してバカにしたり貶めたりする気はありません。ホントです。auユーザーです。滞納有りません。我が家のマイラインはKDDIです。

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