感激モノ>XSAS

 久しぶりにソフトで感激した。西川和久の不定期コラム:Blogサーバーの引越し(中?)で紹介されていたXoops Stand Alone Server

 winマシンでアプリケーションとして実行可能なwebサーバー環境+XOOPSだ。webサーバー環境は、Apache、PHP、MySQL、Perlが設定済みで起動される。ダウンロードして解凍するだけでこれだけの環境が揃う。PHP MyAdimnなんて、fedoracore1にはなかった(少なくともデフォルトでは)。それだけでなく、この環境で動かせるcgiは動かすことが可能だ。モジュールの依存関係でそのままでは動かないケースもあるだろうが、pukiwiki1.4.4はあっさりと動いた。

 この環境は一つのフォルダにサーバー環境が丸ごと入ったような感じで、実行するとwとして仮想ディスクにマウントされる。容量は20M程度なので、メモリカードにもインストールできる。メモリカードにインストールできるということは、USBストレージ機能を持った何にでも(USBメモリはもちろん、iPodシャフルやデジカメ)入れて持ち運べるということだ。

 さらに、これを起動しておけば、他の端末からでもアクセスすることができる。ためしにpukiwikiを入れてみたが、あっさりと他のPCから書き込みができた。ややこしい設定やAdmin権限がなくても使えるというところが最高。アフォで融通の利かないグループウェアなんか使わずに、サクッとXOOPS、MT、wikiで情報共有できる。

 前にもグループウェアについて書いたときにも書いたことだが、立ちはだかるのは、組織とそのメンバーのレベルだ。共有できるような形で情報を持っている人間が皆無の組織では入れ物を作っても中身は伴わない。また、そんなメンバーが揃っている組織なら、苦労して個人がこんなことしなくっても、サイボウズで十分だからな。

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