ソニーと東芝、液晶テレビの新製品をそれぞれ発表

 「こうした新機能」が84型の高画質というのであれば、両社のテレビ事業は赤字のままだろう。こんなでかい液晶モニタで見たいようなテレビ番組がどこにあるんだろう?

 ニコ動や YouTube を視聴するユーザが高画質を求めているわけではないだろう。そこには既存のテレビ放送にはないコンテンツがある。それを観るには B-cas カードは要らない。受像機の高性能化よりコンテンツの魅力なのだ。いつでも見たいものを探して観られる環境やリアルタイムの双方向性は”放送”ではカバーできないのだ。

 ユーザがそのテレビで何を観るのか、観たがっているのかを一切考えずに、自分達のもつ独自技術を押し付けようとしても駄目だ。こんなこと、特にソニーはQualiaで思い知ったんじゃないのか(wikipediaの説明)?

FNN: ソニーと東芝、液晶テレビの新製品をそれぞれ発表

テレビの販売が低迷する中、ソニーと東芝は、画像の美しさや新機能をアピールした液晶テレビの新製品をそれぞれ発表した。
このうちソニーは、84型の大画面で、解像度がフルハイビジョンのおよそ4倍という、高画質な液晶テレビを2012年11月から168万円で発売する。
一方、東芝は、関心のありそうな番組を紹介したり、外出先からスマートフォンなどでメッセージを送ると、テレビの画面に表示されるなどの新たな機能を加えた新製品を、10月下旬から順次発売する。
テレビの国内販売は、地上デジタル放送への完全移行後、不振が続いており、両社はこうした新機能をアピールし、ソニーは2013年度、東芝は2012年度のテレビ事業の黒字化を目指したい考え。
(09/27 19:07)

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