Apple cool の再来か「iOS 6マップは初の試み。われわれはまだ『始めたばかり』」

じゃあ、なんで「始めたばかり」でまともに使えないようなものを十分に機能して使われているものの代わりにしようとしたのか?それによる UX は大幅に悪化した。UX を良くすることを技術の採用より優先するとしてきた Apple らしくない。

 Android 憎しの気持ちが先走ってしまったのだろうか。残念だ。

Apple:iOS 6マップは初の試み。われわれはまだ「始めたばかり」AppleはついにiOS 6のマップに対する利用者の反応に沈黙を破った。件のマップはTumblrの投稿やニセTwitterアカウントを誘発し、多くの冷笑や混乱を巻き起こしていた。Appleの広報担当者、Trudy MillerからAllThingsDに宛てられた声明は要約すれば、これは初の試みであり、改善するために多くの仕事が残っていることをAppleは理解している、と言っている。

以下が声明の全文。

世界中のお客様がiOS 6にアップグレードしており、その200を越える新機能の中には弊社初の地図サービスであるApple Mapsも入っています。弊社はフライオーバーや曲がり角ごとの道案内、Siri統合などの革新的新機能とともにこのサービスを提供できることを喜んでおります。私たちはこの地図サービスが大掛かりな取り組みであり、まだ始まったばかりであることを理解した上で公開いたしました。マップはクラウドベースのソリューションであり、皆さんが使えば使うほどよいものになっていきます。お客様からのフィードバックに感謝し、さらにすばらしい顧客体験を作るべく全力を尽くしてまいります」

当然かもしれないが、これは問題を軽視し、焦点をAppleが注目して欲しいiOS 6マップの機能へと引き戻そうとしている。しかし、いらだったユーザーが単なる我慢のお願いで収まるわけがない、というのが現実だ。私はこれがこの問題についてクパチーノから聞く最後の声ではないと思っている。一夜にして解決するような話ではない。

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