iPhone5 料金プランに想いを馳せる

ソフトバンク au
基本使用料 980円 980円
ISP料金 315円 315円
パケット定額 5460円 5460円
(7GBまで、最大2年)
テザリング ×
(最大2年無料)
合計 6755円 6755円

 ソフトバンクの料金プランを見てガッカリした。

 ソフトバンク iPhone の唯一と言っても過言ではないメリット「定額パケット料4410円」が大きく失われた(auの5460円は2年間だけの期限付きなので、500円程度はSBMのほうが安いが)。同じ端末で悪い回線で価格もほとんど変わらない上にテザリングができないことで、ソフトバンクの魅力は大きく減った。自分の回線は定額パケット料が現在の水準に引き下げられない限り今の契約を続ける(つまり機種変更しない)ことに決めた。

 ソフトバンクが電波改善宣言を打ち出したのは2年前だったと思うが、未だに docomo や au は電波が届いているのにソフトバンクだけ圏外のところが自分の知っている範囲でもたくさんある(逆は少ない)。LTE対応端末でも従来の回線でしか繋がらないことが予想される。

 カタログ上の75Mbpsとか要らんねん。今の規格上限の半分すらほとんどの場所で出ないのをどうにかしてくれ。右の図の一番下のスコアが自宅での3G回線の速度だ。この時だけいつもより遅かったわけではなくいつもこんな数字だ。iPhone 4S の規格上の上限は 14.4Mbps だったはず。

 ちなみに、3GS は 7.2Mbps だったはずだが、実測値はほとんど変わらない。つまり、上限値が上がっても回線品質が変わらなければ実効速度は上がらないのだ。息子の iPhone 5 が到着したら試してみるが(一応自宅は LTE サービス区域内)、おそらく 75Mbps の 1/10 も出なくて、体感上は大差がないと思う(それでも、レンダリング速度などハード側の高速化で体感速度は上がるかもしれないが、それは別の話だ)。

 じゃあ、auはどうかというと、テザリングと容量制限をどう評価するかにかかるだろう。端末を単体で使う分には、「自宅でWi-Fiを使い、外で動画のダウンロードなどをしない」といった使い方では 7GB で余裕だろう。が、テザリングしてタブレットやノートPCの回線としても使うとなるとどうかは分からない。回線速度が遅いので大きなデータをダウンロードするような使い方は快適ではないのでしないとは思うが、同じウェブページを見てもPC用のページはデータ容量が大きいので、転送量は増えるだろう。

 そして、au のパケット料金体系の怖いところは、月額制なので、例えば20日頃に残り僅かになった時に追加料金を払うかセーブして使うかを考えなければならないところだ。28日になってオーバーしたら最悪だろう。7GBで切った後を2GB単位ではなく500MB単位で500円くらいにしてくれればいいと思うが。

 テザリングの解禁と容量制限はセットでも構わなし、LTEを使いたい人にLTEプランを設けるのもいい。それらを選べるようにして欲しいのだ。従来のパケット(テザリング不可)4410円、テザリングOK容量制限7GB 4910 円、LTE有りは+500円にしてくれれば自分のようなビンボ人でもiPhone5に機種変更できる。

 とりあえず、全ては iPhone 5 (ソフトバンク)が届けば分かる。自分の端末ではないのであまり自由には使えないが、幾つかのポイントで電波状況や速度をレポートしたい。au で購入する人も speed test を実行して結果を教えて欲しい。

 まあ、自分の場合は、今の SIM が使えなくなると IDEOS が使えなくなるから、テザリング可能でない端末に乗り換えることはできないが・・・

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