指輪発見!

 ソファの破れ目に貼った革の隙間にキラリと光る物が・・!?先月から探していた指輪だった。

 毎日、その上に腰を下ろしていたのに気付かなかったのだった。ソファの周りは真っ先に疑って、下を見たり、背もたれと座面との隙間に手を突っ込んでみたりもしたのに・・・

 新しい指輪を発注する前なら更によかったが、気に入りそうなものを見つけたのでいいや。少なくとも、今回見つからなかった小さなサイズのhopi族の指輪は新しい物が来ても使えるから。これまでの指輪が見つかったから今度の新しい指輪を素直に楽しめると思う。

 右上の写真がhopi族の指輪を買ったときのもの。右は、作者のマーク。

 実際に、出所不明の指輪とhopi族のものを比べてみると、少し違う気がする。出所不明のほうは、型で模様を作っている。hopi族のはオーバーレイで作られていて、模様がくっきりしている。出所不明はネイティブアメリカンのコピーというわけではないので、それをもって贋物とはいえないが、製造コストの差は明白だ。

 しかし、名前を入れてくれなきゃ誰の作かわからへんて。このあたりのおおらかさが、ブランドイメージ向上の足かせになっているような気がする。モチーフ自体は昔からのもので、個人が所有できる性格のものではないかもしれないが、うまくマーケティングしてデザインの意匠登録をした方がいいんじゃないだろうかと思う。ティファニーがティファニーであるのは、そのデザインや指輪の品質ではない。ティファニーというマークとブランドロイヤリティと意匠登録による利権のせいなのだ(クリスマスプレセントにティファニーの指輪をねだられている皆さん、ご愁傷様。そんな指輪、指輪だけの価値で考えたら、数千円のものです。まあ、その指輪で彼女の気を引ければ、安いものかもしれないが・・・)。

 銀の指輪なんて、コピーするのは簡単だ。その時に、本物かどうかを簡単に見分けられるようにしてあれば、それが根拠のないものであっても、高く売ることができる。

 今のマークでは、本物なのかどうなのかさっぱり分からない。「ネイティブ・アメリカン・ジュエリーにはこのマークと作者固有のマークが刻印されています。正規流通経路を通って売られているものには、これらのマークと作者の保証書がついています」というのを普及させられればいいのにと思う。

  繰り返しになるが、今回の指輪紛失で一番効いたのが、全く心当たりがない事だった。自分のかすかな記憶をたどっても、外で無くしたとは考えられなかった。にもかかわらず、狭い家の中で発見できなかった。

 完全に自分のコントロール下にあるものが思い通りにならないのはストレスがたまる。仕事でもそうだ。俺の担当している業務の多くは他の部署のあるいは上司の裁量下でやっている事なので、うまくいかなくても気にならない。自分がやっている部分ではそのようなことは殆どないので、仕事上でストレスはたまらない。会社でストレスがたまるのは、自分の裁量権のないところで理不尽な要求を突きつけられるからだが、これは別の話だが・・・

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