Crazy Heart 202bpm 房室結節回帰性頻拍

病院の待合室にある血圧計で測った結果。
病院の待合室にある血圧計で測った結果。
病院の待合室にある血圧計で測った結果。[/caption] 昨日、帰りの自転車に乗っている時に急に心拍が上がった。このときの一瞬胸が苦しくなるような嫌な感じは経験がある。「またか」と思い、深呼吸をしたり息を詰めたりしたが無駄だった。こういうことは数年に一回発症するが、短時間で終わることが多かった。

 今回は家に帰っても全然心拍数が下がらなかった。このまま朝まで落ち着かないようなら病院に行こうと思い、会社の近くの病院を調べた。ちょうど水曜日に循環器系の診察をやっているところがあった。その後、数年ぶりに使うために保険証を探さなければならなくて、これが地味にキツかった。前に使ったのは歯医者だったはずだが、何年前かも覚えていなかった。30分くらいかかって見つけ出し寝た。ベッドに入っても熟睡できず楽な姿勢を探してゴロゴロしていた。起きても状態は変わらず、医者に行く決心をして家を出た。

 会社について午前中遊休の届けを出し上司に断って病院へ。受付・問診票記入を行ない診察室前で待つこと1時間くらいで診察室に通された。

 症状と心音を聞いただけですぐに「不整脈ですね。心電図をとって、薬で心拍を下げます」

 点滴室に移動し、心電図をとるが、当然、すごい勢い機でピピピピピピという音がなる。点滴をセットしたところで医師が来て薬を投入開始。ゆっくりと心電図を見ながら注射器(点滴の途中にセットされている)を押していくが、投入開始後3分くらいでそれと分かるくらい心拍が遅くなりはじめ、そこから1分くらいで 60bpm くらいに落ち着いた。

 その後、1時間位かけて点滴を最後まで入れて再び診察室。「房室結節回帰性頻拍」と診断された(日本不整脈学会 発作性上室性頻拍)。「心臓を動かすための線が余分にある人がたまにいて、何かの拍子にそっちに信号が行ってしまって心臓が早くなる事が有ります。これで心臓が止まることはないので、緊急で何かする必要は有りません。薬の効きも良かったので、症状が出たら薬で抑えられるように今日使った薬の飲み薬を出しておきます。ドキドキしてきたら飲んでください。薬が効かなくなったり、しょっちゅう症状が出て困るようになったらカテーテル手術でその線を切ってしまう事ができます。これをすれば根治はできます。が、手術には一週間くらいの入院が必要なので、ちょっと様子を見ましょう」

 すべて予想通りの結果だったが薬の威力には驚いた。今後、処方された薬を肌身離さず持ち歩こう。

 朝、SUUNTO T6 と心拍センサーを身につけて心拍をとってみた。安静にしていると 170bpm~180bpm で階段を登ったりすると 190bpm を超えた。190 bpm を超えると体がだるくなった。
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