時間の問題だと思っていたが、予想以上に速い巻き返しだった。といっても、まだ5sの品薄状態が続いている状態だから、誤差は大きい。それに、サンプリングが偏っているのであくまで参考だ。ただ、傾向はわかる。予想通り iPhone 一人勝ちだ。全てのキャリアで売上がトップ。iPhone は キャリアと容量別に別の集計をされているのに、一種類しかない機種を上回っているということだ。
東洋経済とか日経では iPhone が失速しているという記事を良く目にするが、この煽りを食らった docomo の Android 端末メーカーのほうがはるかに危険な状態にあるのではないだろうか。日本企業の腰巾着っぷりもここまでくると見苦しい。
このランキングで面白いのは iPhone 5 だ。この機種は au と softbank からしか出ていないが意外に検討している。iPhone 5 は旧機種ということで大きく値引きされたのだろ。そして、従来なら旧機種は先の無い機種として、日本のような市場では見向きもされなくなったが、iPhone 5c 効果でハードとしてはまだ現役と互角という認識が広まったのかもしれない。実際、あと 2 年は余裕で戦えるだろうし、iOS ならアップデートの不安もない。
また、メインストリームの iPhone 5s と iPhone 5 の外観上の変更が少なかったのも良かったのかもしれない。
携帯販売ランキング(9月30日~10月6日):「そろそろ反撃してもいいですか」ドコモのiPhone 5sが初の1位 (1/4) – ITmedia Mobile
先週、au版「iPhone 5」が1位となる波乱が起きた総合ランキング、今週はNTTドコモの「iPhone 5s」32Gバイト版が先週の8位から大幅に上昇してトップを奪った。2位もNTTドコモの「iPhone 5s」64Gバイト版が取った。さらに7位には16Gバイト版が先週25位から急上昇しており、NTTドコモの「iPhone 5s」は3モデルすべてトップ10入りした。まさに反撃開始といったところだ。また、10位に初めて「iPhone 5c」(ソフトバンク、16Gバイト版)が入っている。