あっ、終わってる、PDAコンソーシアム。

 PDAコンソーシアムが12月で終わるらしい。読み応えのある(ネタにしやすい)コラムがあって、読んだり突っ込んだりさせていただいた。

 PDA市場自体の先細り傾向を象徴することかもしれない。マンダラートの今泉浩晃氏や株式会社日立製作所ブロードバンドサービス本部BOXER GROUP部長代理小川浩氏の文は、送り手が何を考えているかがよくわかって面白かった。小川氏が日立にいながらもPowerBookユーザーであることには正直驚いたが、PDAについて考えている(俺とは方向が違うが)人間がおなじmacユーザーというのは、少し嬉しかった。日立のBOXER GROUPとは、企業内blogサポートサービスなどを打ち出したグループだった(今でもいろいろblog応用のグループウェアでニュースになっている)。小川氏がどれだけかかわったかは分からないが、日立という企業体質の古いイメージのある会社で、Six Apartと組んでビジネスを始めるのは大変だったと思う。

 始まったときから疑問符だらけだったが、予想通り1年で終わってしまった。ご苦労様としか言いようがないが、こういうチャレンジャーが食えないというのは残念だ。

 去年の今頃にこんなエントリを書いていた。2003年12月02日PDA・palmのテキストファイルについて

24-シリーズ2

 今頃、24の録画しためたものをDVD-Rに焼いている。安売りの20枚2200円の台湾製ディスクと太陽誘電の50枚6000円のディスクを買ったので、心置きなく焼くことができるようになった。

 それと、RD-X4は、SPモードで録画した2時間5分程度までなら、高速ダビングでコピーすることが可能であることが分かった。高速コピーで記録した番組はキャプチャーが残っているので、早送りのときに便利なのだ。また、名前の通り、2時間分の番組を1時間程度で焼くことができるのも嬉しい。

 レート変換だと、時間がかかる(3時間の番組なら3時間)し、作業中には一切の操作を受け付けないから余計にそうだ。

 ファイナライズも問題なくできているが、これを他のプレーヤーで読もうとしたらどうなるのかは試すことができない。我が家でDVD-Rを読めるのはRD-X4しかないから。PS2もあるが、初期型のドライブが互換性が悪く、正しく読めるかどうかは運次第だから、あてにならない。

TidBITSのデジカメ情報は一味違う

 TidBITSで何回か写真家が寄稿したものがあった。俺の指向とはかなり違うが参考になることが多かった。最終的なセレクションが、シグマSD10というのも日本の一般マスコミレビューとは違う。日本ではシグマのデジカメに注目しているエントリを読んだことはない。(俺には縁のないハイエンドデジカメの世界の話だが。)

 画素にBayerと Foveonという種類があるということは初めて知ったが、画素数信仰の誤りについてはほぼこれまで書いてきたことと同じだった。

TidBITS_748_完璧主義者のための写真編集術
TidBITS_749_色とコンピュータ
TidBITS_751_デジタル写真の道理とセンサー
TidBITS_755_デジタルカメラ購入の手引き

A5502Kのバカー!!!

 歯切れのいい文体が好きで、毎日sageに入れて読んでいる鮪蔵さんのblog。A5502Kを使っておられるというので、うれしくてコメントをつけていたら、なんとTreo600も使っているという、女性には珍しいgeekさんだった(treo600はアメリカでスマートフォントして使っていたものを持ち帰ったそうだが)。

 treo600へのPOBoxインストールで困っておられるが、英語版palmを使ったことがないので、アドバイスできないのが残念。

shibizou weep temporary: 変な障害発生

>palm関係
昨日Palmdesktopの日本語版をダウンロードしてOpenboxをインストールしようとしたのですが、うまく行きませんでした(涙

>a5502K関係
メールをSDカードに落とした所で電池の持ちには変化は無かったです(これまた涙
そして、SDカードに落としたメールは戻せないというか何もいじれない事、愕然としました。

一緒に叫びましょう。
A5502Kのバカー!!!

 まったく、A5502Kの間抜けな仕様には戸惑うことが多かったのですが、このSDカードのメールもそのひとつです。デジタルデータとしての価値を完全に捨てたも同然なんですよね。せめて、テキストだけでもコピーできればいいんですが・・・

 win版ですが、この辺のツールについてまとめたエントリを書いてましたので、よかったらどうぞ。

GEEK: A5502K サポートツールに感謝:追記

なぜテレビ番組を“録りためる”のか

 記憶にないくらい前に書いたエントリを公開し忘れていた。

日刊 かっぱの川流れ – つれずれブログサイト | 買っちゃいましたHDDレコーダー

録画予約もTV画面に番組表を表示して、そこから予約できたりできます。
もう今の自分は、HDD+DVDレコーダーに関してはスタパ齋藤氏とサシで勝負可能だぜ!って感じです。

 このエントリに付いたこのコメントが面白かった。

かっぱの同僚に、スカパー&HDD+DVDレコーダー3台フル稼働って人が居ます。毎週DVD-Rをまとめ買いしてます。
毎日焼くのに追われているそうです。ただひたすら撮り続ける彼の目的は、本人すらわかりません(;´Д`)

 これについて鋭く洞察したエントリをだいぶ前にクリップしていた。

ITmediaアンカーデスク:人はなぜテレビ番組を“録りためる”のか (1/2)

デジタル放送の普及とともに、著作権保護の仕組みも本格導入される。録画行為そのものには不自由はないとされるが、しかしわれわれの心の中には、なぜだか釈然としないものが残る。どうやら“取りためる”という行為には、より根源的な、人間の本能と言ったらいいような部分があるようなのだ。

 それと、これまで当然にできていたことに新たな制限がかかることにも心理的抵抗を感じる。まして、NHKは月々受信料を払っている100%有料放送だ。そんなものに、こちらのいらない付加価値をつけて、制限をするなんておかしい。NHKについては別にまとめたい。

 また、テレビ番組の常として、観たい放送が観たいときに再放送されるかどうか分からないことも大きい。テレビ局は、放送を著作物としてコピーを制限したがるが、だったら、コピーしなくても良くなるようなアーカイブを用意したらどうか。ペイパービューでいいから、過去の番組のアーカイブを公開すれば、コピーなんかしなくなるだろう。

 これは、大きなビジネスチャンスでもあるはずだ。コピーしたい奴にはさせればいい。どうせ、観る暇なんかないんだから(もちろん、複製販売は取り締まるべきだが)。それに、ビデオがあっても、事故的状況(忘れたり野球延長で時間が変わったり)でミスすることは日常茶飯事だ。

 日本のテレビ番組を配信して捕まった人がいた。売っていたらしいから弁解の余地はないが、そこには、「買ってでも日本の放送を観たい」という市場があったのだ。しかし、日本のテレビ局は、その市場を見過ごしてしまっている。

 これと同じことは、日本でも起こっている。ラジオやテレビの地方局は国内にいてもなかなか視聴できない。特に、ナッティ・ジャメイカはコアなレゲエ・ファンをひきつけているのに、大阪ローカルであるために大多数の人は聴くことができない。こういうものをストリーミングで配信することがどうしてできないのか。
—-
 これと同じことは、音楽のネットワーク販売にもあてはまりそうだ。

NHKの金の使い道

 一月ほど前にふと目に留まって録画していた番組を観た。ブータンの教育についてのドキュメンタリーだった。夏の間だけ、赴任する教師を密着取材するというものだった。日本では考えられないような山の集落(最寄の自動車道まで行くのに徒歩で1週間以上かかる。途中は野宿)に行った若い教師が、教育の必要性を説くとともに、その地に暮らす人々から学ぶという、淡々としていて深いものだった。

 NHKらしい番組だったが、作ったのはブータンの国営放送だったらしい。しかし、この企画はNHKが世界の放送局に呼びかけて提出した企画を基に作られたものだった。昨年の企画で最優秀をとったのが、今回の企画で、今回の番組はその企画を基にNHKの資金サポートにより作られたものだった。

 この企画はすばらしい。これは民放には絶対できないことだろう。これは、最近減っている、「これをやってくれるなら受信料を払ってもいい」と思わせる企画だ。NHK日本賞

 受信料もこの賞のために使われるなら腹はたたない。紅白はもういいだろ・・・大河ドラマも朝の連続ドラマも・・・終わってるんじゃないの?

変換ミス

 TidBITSの俺が訳したところに変換ミス発見。自分でも何回も読んだのに、まったく気づかなかった。

 連射>連写・・・撃ってどないすんねん

 Take Control の新刊は Take Control of Buying a Digital Camera

ちなみに、訳が拙いとか、固いとか、直訳っぽいとかいうコメントはお断りします。何せ、原文はLifeとまではいかないだろうが、かなりのレベルの人が少し砕いてアメリカ人のマックユーザーに向かって書いているので、教科書やマニュアルよりはるかに(俺には)難しいのだから。

 というより、意味を理解することは難しくないが、日本語の文法に当てはめることが困難なのだ。英訳というより、日本語の能力が不足しているのかもしれない・・・

omnibook 500とwinXP

 先日、HDDのフォーマットをやった後でwinXPのクリーンインストールをしたのだが、omnibook500固有のドライバを入れ忘れていたことを思い出した。ファームウェア関係はフラッシュROMに焼き付けるので、HDDとは関係が無い。トラックポイントとATIのグラフィックチップドライバだけ入れなおした。どちらも、標準のドライバで問題なく動いているので、設定用ユーティリティをインストールしただけといった感じ。

 そういえば、omnibook500をドックにセットした状態でいると、ウィンドウズメニューに「接続解除」という項目が追加される。それを選ぶとパソコン本体がスタンバイ状態になり、ドックの固定が物理的に解除される。こういう特殊なギミックがOS本体でサポートされていることに驚いた。winXPではドックについても、APIというのかハードウェアドライバインターフェースが定義されているということだろう。

 最初にインストールしたときはOSと一連にHPのドライバ類をインストールしなければならなかった(リースバックの中古を購入したが、一切のアップデートがされていなかった)ので、その段階でHPのドックドライバが入ったのだと思っていたのだ。今回は、HPのドライバは全然入れていなかったので、ドックの接続・解除がOSレベルでサポートされていることが分かったのだった。

 ここからはwinXPの問題だが、ユーザーの切り替えが面倒なことを初めて意識した。OSXパンサーでは登録ユーザーがファインダーのメニューに組み込まれていて、プルダウンメニュー一発で切り換えられる。winXPの場合は、スタートメニュー>ログオフ>「ユーザーの切り替え」ボタン選択>ユーザーリスト表示・選択というプロセスが必要だ。

 ちなみに、OSXパンサー以降をG4以上のプロセッサーの載ったマシンで使っている場合は、デスクトップ画面が立方体の面に載ってグルリと回転して切り替わる(らしい)。まあ、うちの場合、家族別々のデスクトップ画像を使っているので間違うことは考えられないが、切り替わりを視覚的に表現するというインターフェースは面白いと思う。

prism 復活!

 ふと、「最近、リセットの必要もないくらい調子良かったのになぁ」と感慨に耽った。「あれ?リセット?リセット?」

 朝、プチとしてみた。いつもよりpalmの画面が長かったような気がしたが、問題なくXmasterのダイアログが出た。そして、クレードルに置いたらLEDが点滅している。

 「デジタルものの調子が悪くなったら、バックアップをとってリセット」という鉄則を忘れていたとは….冷静に考えると、prismにはまだハードリセットという最終手段があったのに、舞い上がってしまった。

 しかし、俺が使っているprismは古いバージョンのOSなので、長期間使い続けるとゴミがたまるのかもしれない。

 あっ、勢い余って入札しちゃったTJ37…まさかあの値段では落札できないよな(^^;