現行のDockコネクタは廃止間近? アップルが新たなエンジニア職を募集

 ローカルで普及している規格のポートを全く新しいものに突然変えてしまうなどというのは暴挙としか言いようが無いが、Apple ならやりかねないしこれまでにもやってきた。

 自分は、多くのケーブルが自宅や実家、会社に置いてあり USB ポートのある環境ならいつでも充電できるようにしている。なので、個人的には変えて欲しいとは思わない。

 しかし、このポートの物理的な特性により、デバイスのデザインの足枷になっているかもしれないとは思う。iPod nano や iPhone ではコネクタを小さくすることはメリットが大きいだろう。同時に、無線通信によるアップデートやバックアップの信頼性と速度が増せば USB ケーブルの必要性も失われてくる。充電にしか使わないのなら高機能なポートは不要だ。

 Apple が コネクタ設計の専門家を採用したとしても、結果が現れるのは次のデバイスとは考えられない。少なくとも来年以降発売の機種からだろう。iPod nano あたりの影響の少ないデバイスから搭載ではないだろうか。

現行のDockコネクタは廃止間近? アップルが新たなエンジニア職を募集 : ギズモード・ジャパン

いよいよアップルが開催するWWDCまで1週間を切りました。いまかいまかと次期iPhoneと噂される「iPhone 5」の情報を固唾を飲んで見守る瞬間が近づいてきましたね。すでに飛び交っている数々の憶測の中でも、今後のiPhoneで新たなDockコネクタが採用されてくる可能性は、実は非常に高いのかもしれませんよ。

すでにアップルは先月から「コネクタ・デザイン・エンジニア」の職種で求人を開始しています。その応募条件を読み解くと、将来のiPod製品群で採用される新コネクタの開発を率いて、既存のコネクタ規格との互換性なども維持しつつ、サプライヤーとの交渉に当たる人物が求められているようです。いよいよ長くiPod・iPhone・iPadで採用されてきた30ピンのDockコネクタからの本格的な移行が進みそうな雰囲気ですね。

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