日経トレンディ watch 「スマホの処方箋」編

 毎回楽しみにしている podcast の一つ。今回は繰り返されるスマートフォンの話題だ。

  • 「標準ブラウザではなく Firefox を入れればブックマークが共有できて便利」:iPhone の場合、標準ブラウザの Safari は同じことができる。それに、PCのブックマークをモバイル端末と同期したいとは思わない。サイトによっては、アクセしてきたブラウザのエージェント情報でCSSを入れ替えてくれるところはあるが、別の URL になっているところが多い。こういうサイトを共有すると同じ項目がダブってしまって面倒だから。また、個人所有のiPhone で業務で使うサイトにアクセスすることはない。それより、リーディングリストや Read it later のほうがはるかに効果が高いと思う。
  • 「カメラのシャッターはボタンを外した時に落ちるので、意識するとぶれにくい」:カメラのトリガーが手を離した時というのは分かるだろう。それより、ボタンから指をスライドさせるほうが手ぶれは少ない。これはお勧め。今は、ハードウェアボタンをシャッターに使えることも多いのでそちらのほうがいいかもしれないが。
  • 「着信があった時に止める方法」:基本マナーモードなんで、着信音なんてどうでもいい。
  • 「Path の紹介」:SNS の投稿を複数に送るのは便利かもしれないが複数のサービスで繋がっている相手は何回もおんなじものを読まされる事になる。
  • 「Googlemap で検索した履歴をブラウザの Googlemap でアクセスすると」:初めて知った。感謝
  • 「テレビとの連携」:同じメーカーの端末を使ってないとダメだろう。AppleTVみたいにパソコンとタブレットとスマートフォンまで束ねてくれないと。それでも買ってないが。

 それより引っかかったのは、「使いこなしているつもり症候群」についてだ。そもそも、使いこなすってなんだ?何に使えば使いこなすといえるんだろう?それ以前に使いこなす必要があるのか?

 スマートフォンにして Twitter や Facebook にアクセスすることが楽になった。instagram で写真を撮るのが楽しくなった。これで十分だろう。使いこなすためにスマートフォンを買ったのではなく、何かをするためにスマートフォンを買うのだ。その目的を果たせていれば地図を使わなくても何等問題はない。

 ガラケーはみんなが機能を「使いこなしていた」のか?地デジチューナー、ビデオ撮影、赤外線、おサイフケータイ、赤外線・・・こんなものを全て使っていた人間などいないし、問題視などされなかったはずだ。まあ、スマートフォンが話題になっているので乗っかただけだろう。きっと、同じようなことはガラケーの時にもやっていたのだろう。

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