転職・転社

我的空間r:転職のリスクは?

会社は個人を守ってはくれません(これくらい考えないとだめです)個人個人が成長していかないと、会社に利用されるだけになってしまいます。
会社と個人で利用し合う中にはなれないということです。そのためにも勇気をもって転職を考えるべきなのかもしれません。

永久就職なんて今の時代にはありません。だからこそプラスになる転職をしたいものです。

 全くその通り。

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現職にしがみつく会社員 異動のイメージは左遷

 新年度入りし異動する人も多い中、現在の職場やポストから変わりたくないと考える会社員が管理職の4分の3、20代社員の3分の2を占めることが、大阪市に本社がある調査会社のインターネットを使ったアンケートで5日、分かった。
 調べたのは、同市福島区のアイブリッジ。異動したいと思うかの質問に、管理職は「全く思わない」が49・7%、「できれば異動したくない」が26・3%と計76・0%に上った。
 20代社員はそれぞれ30・0%、35・7%で計65・7%。半面、「ぜひ異動したい」は管理職の8・7%、20代社員の13・3%にとどまった。
 異動したくない理由は「仕事が充実しているから」「学ぶべきものが多いから」など前向きな考え方もある一方「あえて苦労したくない」「最初から仕切り直しは面倒」といった守りの姿勢も。(共同通信)
[4月5日17時25分更新]

 転職と転社。一般に転職といわれているのは転社であることが多い。

 俺が目指すのは転職だ。これまで違うことがしたい。というより、職種の仕事をしたいから「転職」したいのだ。大きな企業なら社内転職ということは可能だろうが、俺のやりたい仕事自体の必然性に気付いていない企業では全く無理だ。

 困るのは、俺が勤めている会社だけでなく、他の大半の企業で同様の状態だということ。それは、求人サイトの求人職種を見れば一目瞭然。目先でつかえる技術者への求人ばかりだ。つまり、現在できることの求人でしかない。単に、教育する余裕がないだけのその場しのぎの求人なのだ。当然、「転職希望者」じゃなく「転社希望者」に的を絞っている。こういう求人しかできない企業が、今の不合理を改善する行動を取れるはずがない。

 とまあ、偉そうに言っても、自分の市場価値は上がらない。年齢、経歴、職歴・・・何をとっても、即戦力という名の歩兵を欲しがっている労働市場では勝ち目がない。

 今の労働市場で売り手なのは、ネットワーク関係、オープンソース関係のシステム技術者だろう。後、コアな研究職とか。しかし、これはアメリカの数年前の状況と同じだ。日本は日本語の壁に守られているから、アメリカの開発事情とは異なるかもしれないが、時間の問題だろう。海外外注に先駆けた企業が大幅なコストダウンを実現したら雪崩をうって追従するだろう。そうなったときに、今採用している人たちの仕事はどうなるんだろう。

 PCとネットワークの普及が一段落した今、必要なのは新しいPCではなく、新しい使い方を普及させることだ。その上で、組織のあり方から見直すためにITを使おうと考えられるような経営者は日本にはいないのか。

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