キーボードの未来:frogpad、iPod

iPod、人気の秘密はスクロールホイール – CNET Japan

 iPodを好きになる理由はたくさんある。しかし、私にとって最も魅力的なのはあのスクロールホイールだ。

 iPodの魅力の最大のものとは思わないが、スクロールホイールへの評価には納得できる。michieruさんが、これを使った入力デバイスについて考察されていた。

PDAにテンキー+αをつけてください
第4世代のiPodやiPod miniに採用されているような、クリックが出来てスリスリもできるインターフェースを、文字入力に応用できないかなと。スリするする面にテンキー+αなキーのイメージをもたせて、文字入力時はクリッククリックして文字入力する。で、カーソル移動とか直感的なインターフェースが欲しいときはスリスリして。

 前にどこかに書いて検索不能になってしまったが、frogpadという片手用キーボードも面白い。新バージョンはBlueToothでPCやPDAにつながるらしい。BlueToothにしたことで、USBポートのないデバイスとも連携できるようになったところがすばらしい(BlueToothの普及度はおいといて)。携帯電話だって可能性はあるだろう。

frogpad.com

 俺は、今、3つのキーボードを使っている。時間的に一番長いのが、最悪な東芝のSatelliteだ。このセンスの悪い頭の悪いアホが導入した東芝のSatelliteのキーボードで打っているとストレスがたまって仕方がない。腹立たしいのは、これで打った後でまともな配置のハッピーハッキングキーボード(iMac)を使うと、そちらでもミスしてしまうことだ。同じJIS配列のHPですらしょっちゅうミスってしまう。ハッピーハッキングキーボードはUSB接続でOSを問わず(もちろんUSBがサポートされていることが前提)使うことができる。しかし、いくらコンパクトといっても、毎日かばんに入れてキーボードを運ぶわけには行かない。frogpadの大きさなら持ち運びは苦にならないだろうし、慣れてしまえば、ストレスのないテキスト入力が可能だろう。

 それに、このキーの数ならPDAに標準搭載することも可能だろう。UX50程度のマシンに組み込んで、PCの入力デバイスとしても繋がるようになっていればすごいと思うけどどうかなあ。

 ローカルではあるが、日本語の入力パターンに対応したものではないという問題は残る。英語のテキスト入力ではシフトキーを多用する必要は無いということらしいが、日本語にそれがあてはまるのかどうか・・・というより、英語用のキーボードを流用することに問題があるのではないか。親指シフトの省キー版はできないものか。

The keyboards of tomorrow? | Perspectives | CNET News.com

History, however, has shown that few people will relearn typing skills for the sake of efficiency.

 一番の問題は、これかもしれない。これは日米を問わず、キーボードのデザインにチャレンジするベンチャー達に立ちはだかる最高の壁なのだろう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です