TidBITS日本語版

 今回は少し多めにやってみた。赤ペン先生のように丁寧ななおしを入れてもらって恐縮した。ウェブメーラーで送ったら、変なコードが入ったり、文字が化けたり、勝手に改行されたりもして、迷惑をかけてしまった。

 しかし、これは本当にいい練習になる。ビジネス文書やニュースとはまた一味違う文章で逆に難しいが、これが活きた英語だ。

 英語の読解力アップにどうでしょう。専門用語や固有名詞が多いので慣れるまでは戸惑うかもしれないが、丁寧な添削が只で受けられるなんて、通信教育よりはるかに効果が高い。

 いっちょ、やってみようかと思う英語ヲタはTidBITS 日本語翻訳チームを読んで参加して欲しい。

 ところで、mac使ってる奴でTidBITSを読んでない奴はいないよな。日本語化されていない、また、日本では需要の盛り上がらないソフトのレビュー記事を読む良い機会だ。iTuneとSafariとMac OSXだけがmacじゃない。本当のmacは、こういうソフトがあってこそのmacなんだと思うような個性的なソフトが紹介されている。ライターの何人かは、アイデアプロセッサーというのか、テキストDBというのか、アイデアをオーガナイズするためのツールのジャンキーで、この分野のソフトに関しての記述の多さでは他のメディアでは考えられない。こういう言い方をすると「Mac狂信者」とそしられるが、こういうソフトが1980年代からあったからMacはDOSじゃない魅力があったのだと思う。ま、HyperCardを自ら切り捨てたAppleにとっては興味がないかもしれないが・・・

 ただ、自分でそれらを試してみるかというと、やらなくなってしまった。常時高速通信環境がソフトのニーズを変えてしまったのだ。何回も書いていることだが、特定のマシンに情報を偏らせると不便なのだ。特に、MovableTypeやwikiなどのオンラインツールを使い初めたこと(これらは常時接続が前提だ)が大きい。同時に、zaurusやvisor prismといったツールも刺激になった。アイデア(ネタ)を特定の物理的な制約から解放したいのだ。「えっと、あのサイトのURLはどこのPCにブックマークしたんやったかな」というのにうんざりなのだ。 メモだって、家で取ったメモを会社や出先で書き直すのは無駄だ。また、アプリケーションがOSに依存してしまうのも面白くない。

 オンライン版のマンダラートとかMindMapができれば面白いだろうと思う。

 ちなみに、TidBITS 日本語版で、いつでも最新版とバックナンバーが読める。

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