RD-X4 D1接続

 RD-X4とテレビをつなぐのにD1ケーブルを買ってみた。2600円もしたので、かなり迷った(^^;

 良く調べてから買えばよかったんだが、うちの家の東芝製フラットブラウン管テレビはプログレッシブ入力に対応していなかった。だから、D1でつないだからといっても、RD-X4の本領を発揮させることはできなかった_| ̄|○

●テレビ画面
 あまり変化は感じられなかった。もっと高品位な入力ソースなら差が付くのかもしれないが、アナログ地上波UHFを表示するのにはオーバースペックのようだ。

●DVDビデオ:アニメ
 試しに、娘のガンダムseedのDVDも使ってみたが、こちらもほとんど差はない。アニメ映像では差はつかないのかもしれない。

●DVDビデオ:ゲームのデモ

●DVDビデオ:映画
 

 なお、再生品質の限界は、ソース、経路、出力のうちの最低品質のものになる。これは、テレビに限らない。オーディオ機器でも一緒だ。どんな高品質な音源であっても、プレーヤー、アンプ、ケーブル類、スピーカーのうちどこかの品質が低ければ、それ以上の音は望めない。テレビ・ビデオも一緒だ。

 テレビの場合、機器の性能以前に、電波状況がネックだろう。うちの場合は、アナログ地上波UHFなので、その時点で終わっている可能性は高い。ビデオの場合はDVDであればソースとしては問題はないが、この場合はテレビ出力がネックとなりそうだ。これらは、どちらも、RD-X4とテレビを結ぶ付属のケーブルより品質が低そうだ。

 そうやって、冷静に考えてみると、うちの環境ではD1を使うこと自体に意味があるのかどうか疑わしくなった。ただ一つ言えるのは、「今の環境の中でできることはした」という満足感はあるということ。「D1なら画質が良くなるのかもしれない」と思いながら暮らすよりはマシだろう。

 ただ、高画質を売りにしているハイエンド機は多いが、それが自分の手持ちの環境(あるいは、近未来的に構築する環境)のなかで力を発揮出来るかどうかは考えておく必要があるだろう。将来といっても、10年とかいうスパンでは無意味だ。今選ぶテレビやビデオを10年間も使うかどうか分からないから。

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