RD-X4 ネット関係設定

 IPまでの設定は前のエントリに書いたので、ここではiEPGとメール予約の設定について。

●webサーバー
 RD-X4はhttpサーバー機能を持っていて本体側の設定を行える。イメージとしては、ルーターのような感じだ。webフォーム入力に慣れていれば簡単に設定ができる。

 文字入力などが伴うときには、これが使えないとやっていられないだろう。

 「webサーバー」と書けば、ここの読者なら何か引っかかるものがあるはずだ。そう、「外部からでも使えるんじゃねーの?」。答えは正解(なはず)。うちは自宅サーバーとして80をDuronサーバーに送っているので、ポートを変える必要がある。RD-X4のポートを変え、そのポートへのアクセスをRD-X4に送るようにルーターで設定すれば外部から予約の編集ができるはず。リモコンも使えるはずなので、誰かが家にいるときに心霊現象を起こさせることも可能だ。

 DVレコーダーからの入力を録画して、録画した画面のサムネイルでリモートカメラとしても使える・・・はず。残念ながら動画サーバー機能が無いので、動画をパソコンから観ることはできない。

 ま、予約くらいしか使い道は思いつかないが、ビデオがネットワークに繋がったことが実感できて楽しい。もちろん、Linuxマシンとしての解析が進んでいるAXならもっと高度なことができるだろうが。

●iEPG
 単体で番組表予約をサポートしていないRD-X4だが、ネットワークを通じて番組表から予約データを取り込むことができる。

 東芝のiEPGサイトに入るには、東芝のサイトで機器の登録をし、IDの発行を受けなければならない。

 次に、予約をするためのチャンネル設定をしなければならない。ここでまた新しいコード体系が現れる。本体側CHポジション、チャンネル名、チャンネルコード、局コード。このうち、本体側CHポジションは本体のチャンネル設定に使ったときのポジション、チャンネルコードはガイドチャンネルと同一でよさそうだった。チャンネル名は日本語文字列の一般に言う「毎日放送」とか「関西テレビ」に該当する文字列だった。局コードは全然違うもので、他のサイトから該当するコードを探してきてペーストする必要があった。

 ここで面倒だったのは、ユーザーインターフェースだ。下に本体で設定済のコードが出ているが、そこを直接編集はできずに、上にある一行の編集用フィールドで設定しなければならなかった。これは、本当に使いにくい。

 本体に登録したチャンネルをリストし、その右に付加する情報を入力するフィールドを置き、一番右に更新ボタンを置くのがいいと思う。あるいは、リストをクリックすると別ウィンドウを開くかすべきだ。

 せっかくネットワークへのアクセスが可能なのだから、本体のチャンネルと併せて設定できるはずだろう。

●eメール録画予約
 RD-X4はメールクライアント機能を持っていて、指定したpopサーバーにアクセスし、本文コマンドを解析して予約に反映させることができる。

 既存のアドレスでもいいが、混在すると面倒なので、専用のメールアドレスを作った。RD-X4での設定は、通常のメールアカウントの設定と同様だ。popサーバー、SMTPサーバー、メールアカウント、メールアドレス、パスワードを入れるだけだ。

 入出力先にもっと高度なものを求める場合にはさらに設定が必要かもしれないが、現行地上波しか視聴しないのならこれで設定は完了。次回以降のエントリでは使用感などをメモしたい。

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