Wikiの楽しさ

 あおしまさんのコメントでInterWikiを再認識して、設定を見直した。最初にインストールされるものと変わっているものがあって、なかなか思うように動いてくれなかったが、なんとか動くようになった。

 動いて欲しかったのは、WikiPediaとgoogle。これに、自分のサイト内検索(フィールドに入力すのではなく、リンクとして設定)が動くようになったので、すごく嬉しい。他にも、pukiWikiの便利機能を使えるようになって、ますます快適になってきた。

 今日知った、プラグインが決定的。あったらいいなあと思っていた機能の一番大きなものだったから。それは、エイリアス。ページのリダイレクトと同じ機能といえば分かりやすいか。そのページを呼び出すと、自動的に他のページが開かれるというもの。

 外国人の人名のカナ表記は時代や地域によってまちまちだ。カール、チャールズ、シャルル・カルルというのは基本的には同じ名前だ。エリザベス、エリザベート。アレキサンダー、アレクサンドルも一緒なのに、日本語の教科書では「アレキサンダーはマケドニアの王でアレクサンドルはローマ法王」となっている。同じ名前を何回も覚えなければならなくて不便というのは別の話。

 表記に戻ると、他にも、カナ表記の不統一も大きい。アレキサンドル・アレクサンドル、エリザベエト・エリザベート、ブランビリエ・ブランヴィリエ・・・特に、ビとヴィは人によって使い方が違っていて統一は不可能だ。

 さらに、文章である個人を表記する際に、フルネームで表記する場合とどちらか一方の場合があるし、極端な場合はニックネームもある。中国の歴史的人物なんかおくりな(戒名だな)で呼ばれていることすらある(三国志の孔明とか玄徳)。

 しかし、引用文を書き換えることはしたくない。かといって、呼び方毎にページが散逸するのも困る。辞書みたいに、XXを参照というページを作ってリンクを貼るというのは手だが、読む側が不便だし楽しくない。明示的にリンクを書くという手もあるが、wikiを使う楽しさが半減だ。このエイリアスがあれば、名前ごとにページをつくり、一つのページへと導くことが可能になる。

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