サーバーの静音化と冷却

 朝、リビングに入って、静かさに驚いた。正月セッティングのiMacが自動起動していなかったのでよけいになのだが、部屋に入ったときの騒音感というのか、うるさい空調のある部屋に入ったときのようなかんじがしなくなっていた。今は、家庭用エアコンが動作しているときと同じくらいのレベルになっているようだ。

 ただ、今回ケース内のほこりの付着状態を見ていて、ケースのエアフローデザインの重要性を思い知らされた。今使っている無名のケースにはエアフローをコントロールするという意識が感じられない。一応、側面のパンチング穴から入った空気を逆側面のケースファンと電源ファンで吸い出すという考え方だが、前面に小さな穴があったり、背面(ポート類のある面)にパンチ穴があったりするので、大きな強い流れは存在しない。さらに、立てて使う場合には、側面の吸入口が一部ふさがり、流れはより分散されるようだ。

 マザーボードのリファレンスにはタワー型デザインしか示されておらず、それでは、前面から取り入れてドライブ類の横を通った空気の流れをこ背面上部のケースファンで吸い出すという流れが推奨されている。

 俺の使っているケースはデスクトップタイプなので、背面にファンを取り付けることは物理的に無理なので、無駄な穴をふさいで、流れができるように細工してみたい。昨日書いたように、CPUクーラーが吸入ファンを兼ねる形になるので、その後の排気を上手く流してやりさえすれば、吸入口をふさぐ影響はないと思うが、うまく引っ張らないと、CPUの排気がHDDに逆流してしまう。

 理想的な方法としては、排気ダクトを使ってケース外に直接CPUの熱を捨てるのがいいだろうが、小さなケースでは難しい。

 そんなことを考えていると、G5のデザインに感心する。マザーボードとケースを同時にデザインするからできる離れ業ではある。部品の配置や大きさが分からない、DOS/Vケースメーカーではあのようなデザインをすることは難しい。

 俺はハイパフォーマンスを追及しないので、ピーク時の熱暴走などは念頭にないが、サーバーとして連続運転したいので、神経質になっているのだ。熱暴走でマシンがぶっ壊れるくらいならいいが、火が出たら生活自体が破壊されるから。

 前に一度、雷で停電してサーバーが落ちたときにはびびった。

 ingo.jpn.ph: 自宅サーバーと火事。

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