スパムフィルター・見直し成功か

 先日からしつこくスパムフィルターについて書いているが、昨日のフィルターソフトに触発されてOpen Webmailのルールを見直した。「怪しいものを引っ掛ける」のではなく「怪しくないものだけ残す」というポリシーに変更した。優先順位とアクションを組み合わせることでかなりの精度になったはず。スパムが届くのが楽しみだ。
 フォルダへの振り分けもできるので、不特定多数からメールを受信するような人は、怪しさの度合いによって振り分けてもいい。俺の場合は、不特定多数から送られてくるメールは基本的にスパムなので、とりあえずゴミ箱を保留に使っている。
 ルールの基本方針は上に書いたものだが、段階を持たせてみた。このルールなら、AOLとかMSNといったアドレスを使って英語圏から送られてくるスパムにも対抗できる。

  1. 読めないキャラクタセットのものは即削除(優先度3)
  2. スパマー御用達のMTAで投げたものは即削除(優先度5)
  3. 明らかに不必要と分かっているものは個別に排除(優先度8)
  4. 日本語のキャラクタセットを明記したファイルのみ受信(優先度9)
  5. それ以外のものは最大限ゴミ箱に留置(優先度10以上)

 この設定ができればかなりのものをふるい落とすことができるはず。しかし、こんなツールを使わせてくれるISPは多くはないかもしれない。使えない場合は(そのほうがはるかに多いかもしれないが)、昨日のツールのほうが現実的かもしれない。

 とにかく、メーラーを起動して表示されるメールの件数が自分にとって読みたいメールの件数ということは、何年も前に戻ったみたいで快適だ。

カウント 優先 規則 含む/含まない アクション 送信先
19 3 ヘッダー 含む charset=”GB2312″ 移動 削除
1 3 ヘッダー 含む charset=”ks_c_5601-1987″ 移動 削除
2 3 テキストコンテンツ 含む charset=”GB2312″ 移動 削除
0 5 ヘッダー 含む FoxMail 移動 削除
4 8 から 含む merumo.ne.jp 移動 ごみ箱
2 8 ヘッダー 含む 未承諾広告 移動 ごみ箱
6 9 ヘッダー 含む charset=”ISO-2022-JP” Inbox
30 9 ヘッダー 含む charset=iso-2022-jp Inbox
7 10 ヘッダー 含む .br 移動 ごみ箱
0 10 ヘッダー 含む .cn 移動 ごみ箱
0 10 ヘッダー 含む .cz 移動 ごみ箱
1 10 ヘッダー 含む .de 移動 ごみ箱
0 10 ヘッダー 含む .hk 移動 ごみ箱
0 10 ヘッダー 含む .tw 移動 ごみ箱
0 10 ヘッダー 含む CSM 移動 ごみ箱
7 15 ヘッダー 含む .com 移動 ごみ箱
0 15 ヘッダー 含む .net 移動 ごみ箱

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