スパムを通してみる「何か」

 何日か前に書いてdraftにしたまま放置していた。熟成させるでもなくこのまま投げてしまう。

 俺の携帯あてに届いた架空請求詐欺メール。GEEK: 詐欺メールfrom小田島

 下は、MyBlogJapanで「架空請求」「最終通告」でヒットしたblog。たったこれだけのサンプルで3件も引っかかるということは、相当な数をばら撒いたのだろう。

Onion Kills Zombies: 最終通告されました

noppo’s blog – アホバカカスうぜえんだよおまえはと思ったスパムメールにご注意!

カフェ日誌: やってきました、最終通告!

 とまあ、このあたりの人の反応が正解。しかし、問題があるとしたら、こっちじゃないのか。

法務省大臣官房司法法制部審査監督課

債権回収会社と類似の名前をかたった業者による架空の債権の請求にご注意ください

 支払わない場合に「勤務先に集金に行く。出張旅費もあわせて請求する」や「信用情報機関のブラックリストに登録するので今後不利益となる」といった,脅しのような文句があったとしても,慌てて支払ったりしないようにしましょう。いったん支払うと,取り戻すことは困難になります。また,支払ったことにより新たな請求を受けるケースも少なくないようです。親族の誰かの債務であっても,保証人等になっている場合でない限りあなたあてには請求することができませんので,債務を負っているとされている親族本人に確認するようにして,不審に思った場合は取り合わないようにしましょう。

 書いてあることはまともだが・・・詐欺と明らかなメールを発信している業者がいることを知っているのに、送る側を取り締まることをせずに、「だまされないように」と注意しているだけだ。「だまされないように」と注意を喚起することは必要だ。しかし、順番が違う。「こういうことをすることは、犯罪なので処罰する。皆さんの元に届いたら教えてください。そこに書かれた銀行口座を調査し、架空名義なら、取引を凍結し被害の拡大を防ぎます。それでも、間に合わない場合がありますので、注意してください」が正しい順番だろう。

 こんなもの、「いじめの原因はいじめられる側にもある」とかいうクソ理屈を言うバカを殴らずに、いじめられる側を励ましているバカ教師と同じだ。悪いのはいじめる側に決まってる。いじめている側をボコボコに殴ってからでいい。

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