TOEIC750への道06:ペースダウン

 昨晩、調子に乗ってやりすぎたのか、左腕が筋肉痛。omnibookは本体にCDがなく、ドックにおいた状態でなければCDを使えない。ドックに置くと3センチ近く高くなってしまうので、腕に疲れがたまるようだ。かといって、ドックを使わない場合には音声データを大量にHDに置かなきゃならなくなるしで困る。それと、俺が中古で買ったマシンはキーがほとんど使われいないらしく、ばねが全然ヘタっていない。ストロークが大きい上にばねが硬いので疲れる。また、それによる空振りが時々あって、大きくタイムロスする原因になる。また、このソフトの練習方法が「間違ったものを繰り返し練習する」という方針なので、タイプミスは純粋にタイムロスにつながってしまうから痛い。そして、そのために確実な入力に気を使うためにキーを打つときに方に力が入ってしまうようだ。まあ、疲れがたまらない程度にしないと、一時的記憶でクリアはするが、身につかずに終わってしまいかねないからね。

 このソフトの単語・熟語練習には少し疑問を感じる。単語の聴き取りでは文脈が大きなヒントになるし、実際のシーン(TOEICのテストと限定して)でも、単語単体の聴き取りはない。単語だけのリスニングで最も難しいのは短い単語だ。fallsとholesとかbeenとBenをネイティブスピードで読まれると判断に困る。でも、文章の中では絶対に間違わないだろう。こんなことを繰り返し練習しても意味がないと思う。

 また、話者により聞き取り難い人がいる。そういうときに、他の話者によって聴くことができる。これは良い点だと思う。しかし、クセのある人を最初に持ってくるのはどうだろう。しかも、他の人の発音を聴くとミスにカウントされ、後でうんざりするほど練習させられる。

 あと、テスト内容と練習モードの不一致がこれらのストレスの原因と思われる。リスニングの基礎練習では、読まれる文章のうちの一単語を入力しなければならない。聞き取った単語を入力する必要があるので、知っていて・聴き取れてもいる単語でもスペルミスがあるとトレーニングが待っている。

 このトレーニング方法が独特で、読み上げられた文章の語の最初の一文字を入力していくというものだ。
 例:
   音「ディス、イズ、ア、ペン」、画面には4つのアンダーバーが表示されるだけ。
   入力すべき文字「T」「i」「a」「p」
   この文字を一文字入れると、すぐに判定されアンダーバーに(正解は青、誤答は赤で)正しい綴りが表示されていく。

 時間的な制約や負担を軽減するための工夫でこれ自体は面白い。しかし、単語の聴き取りの復習としてこれをやっても余り意味がない。だって、ミスったのはその単語であって、Thisとかisが間違ったわけではない。単にスペルを間違っただけというのが大半だ。そのときに、肝心の単語のスペルを練習せずに、頭一文字を入力してもスペルは身につかない。実際に同じ単語を何回も間違えて、数十回もトレーニングさせられた。練習テストとしてスペルで聞き取れたかで確認をするのは仕方がない。それなら練習モードの練習もそれにあわせなければ意味がない。

 英語の力をつけるためにスペルを覚えることは必要だ。それは日本語で漢字や書き順を覚えるようなものだ。しかし、この教材の目的は英語の力をつけるというものではない。TOEICのスコアを上げるというものだ(結果的に上がれば言うことはないが)。TOEICのスコアで総合力がわかると言われている。しかし、スペルだけは無理だろう。TOEICテストの選択枝には誤ったスペルは存在しないのだ。

 結局今日は合計2時間。キーひとつゲットにとどまった。

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