会社のデータの漏洩原因って、ほとんどが社員の「犯行」や、パスワードの管理不十分が原因じゃないのかなぁ。
アメリカからではハッキングできないけど、役場に出入りしている掃除のおばちゃんならハッキングできるとか。
全くその通り。俺の会社でも、ログインしたPCを起動したまま、ヘタをすると機密文書を表示したままスクリーンセーバー(パスワード付)を動かすこともなく役員や部長が昼飯に出かけている。同じようなことが役所でもあるに違いない。市役所の窓口へ行っても、未だに全員に端末が行き渡っていない。そんな状況で、PCを共有する調子で住基ネット端末を操作するところがあるに違いない。そして、そんなところでは、端末にIDとパスワードを表にしたものがクリアフォルダに入れてぶら下げられている・・・
社員や出入り業者を通じで情報が遺漏するほうがはるかに可能性が高いし、防ぐことが難しい。
だからといって、今のシステムが、俺たちが期待しているほど十分に機能していないことは、ここに書かれた事件でも明白だ。
それに合わせた犯罪も新しく出てくるだろうけど、パスポート偽造や不当婚姻なんて、今までいくらでもあったことだし、気にしてたら、はじまんない。