傍観者としてちょっと注目していたプロジェクトLindows。「japan.linux.com | LindowsOSへの小さな期待と大きな不安」に、俺なんかよりはるかに詳しい人の考察があった。
もちろん、実際にlindowsが目指しているのは、既存windowsマシンのwindowsを置き換えることではないだろう。プリインストールマシンを買ったユーザーの意識ではOSは”無料”なのだ。多くのプリインストールマシン購入者は、動作させるのに絶対必要なOSはメーカーが無料でハードに付けてくれるものと思っている。まさかパソコンの中で一番高価なパーツがwindowsだなんて誰も思っていない。いうなら、BIOSレベルのものと思っている。それを、わざわざ、金を払って、データ消失の危険を犯し、大変な時間をかけて、入れ替えようとする人間はほとんどいないに違いない。
だから、店頭キャンペーンでlindowsが売れてないからといって、それほど落胆するには当たらない。問題があるとすれば、lindowsプリインストールPCがどこにも見当たらないことだ。それと、この記事で取り上げられているようなサポート。
こんな状態で、macを上回る市場シェアをwindowsから奪うと本気で考えているんだろうか。