方向指示器の出し方

winker
(ツイートが削除されていたのでキャプチャで)

 これは迷うところだ。実際には方向指示器より空気の読み合いという感じだ。

 ただ、自分が免許を取った35年くらい前とは異なり、道路の整備が進んで、左に示されたような形状の交差点は、物理的制約があるようなケースを除いて、交通量の多い道ではほとんど見なくなった。交差点として意識しやすいインターフェースに改善されているという意味だ。

 ただし、物理的制約から上の例のように交差点として停止線がある場合も残っている。ここで左の指示機をだしても本線の下から来る車から指示機が見えないというのが問題となる。また、合流の場合の右指示機が右方向に(図の下方向)に行きたいという意思表示なのか合流したいのかも分からない。このような道なら下から直線で上に向かう車線が優先

 最近は道路の整備が進んで、上記のような交差点は減っている。というか、優先レーンが分かりやすいようになっている。下は国道に斜めから側道が合流する「ト」の字のような形状だ。昔は合流のようになっていた。

本線に合流する道の内側の角が丸められている。路側帯もそれを示している。本線が有線であることは点線とセンターラインでも示されている。ここには停止線はないが迷うことはない。

 ここのように優先レーンがはっきりしている所ではあまり迷わないが、本にセンターラインが無いような道路でもこのように角が落とされている。このような場所で、waze を編集する場合には印象と異なっていても左のように優先レーンに対して直角に近い角度(75度以上)で接続することが重要だ。こうすると、waze アプリはここをT字路と認識し、左上から着た車が西方向に行こうとする際には「右折」、東方向に行く場合には「左折」という指示をする。

T-cross read 最近、ランニング中に右の交差点でヒヤリハット事例を目撃した。ここで、AがXから来て方向指示器を出さずにY方向に走ろうとし、ZからきたBが急ブレーキを踏んで衝突を免れたというものだった。

 この交差点は、T字路だが、X-ZはTの横棒にあたりYは縦棒だ。X-Zを走る場合には方向指示器を出す必要はない。挙動は右左折だが直進だから。なので、Y方向に向かう場合Xから来ても右方向指示器を出して、Z方向から来る車に道を譲らなければならない。このことは、センターラインと外側線によって示されている。また、Yの交差点に向かう写真には一旦停止標識と停止線が有る。YからXに向かう場合には一旦停止し左方向指示器を出して交差点に入るのが正解だろう。

 Aのドライバーはこの意識がなく、「ハンドル操作が直線だから方向指示器不要」と思ったのだろう。Bドライバーは方向指示器を出していないAがX方向に走るとは思っていないので普通にすれ違うつもりで交差点に差し掛かった(これは当然)。本線Z-Xのカーブが急なのでBはブレーキに足を置いて減速して差し掛かったので、Aが突然車線を横切ってきても対応できたが、タイミングが悪ければ(Bが現場に差し掛かるのがあと1秒程度早ければ)衝突していただろう。

 問題はAのようなドライバーがいることだ。

waze map edit ちなみに、この交差点は右のように編集した。こうすれば waze はXYが有線のT字交差点として認識する。Yの先にある目的物を目的地にしてXからアプローチする場合には右折と指示してくる(はず)。

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