BlackBerryがスマートフォンの生産終了を発表

 長くデジタルヲタクをやっていると、いろんなものの栄枯盛衰を目にする。特に、モバイル端末の世代交代は速い。

 スマートフォン後進国の日本では、iPhone がソフトバンクから発売されるまで、スマートフォンは、事実上存在しなかった。NOKIA の synbien OS 搭載の端末は海外ではスマートフォンだったが、日本のキャリアで改造が施されスマートフォンとしての利用はできなかった。

 スマートフォンという言葉を初めて聴いたのは、Handspring TREO の発売のときだった。VISOR シリーズの palm PDA に携帯電話回線通信機能をつけたものだった。

 ほぼ同時に、「ポケベルのインフラを利用した Blackberry がアメリカで爆発的に普及している」という報道を目にしながらも、指を加えてみているしか無かった。海外では SONY が palm 搭載のスマートフォンを発売したが、これについても日本では発売されることはなかった。

 この時期は日本ではキャリア主導の携帯電話が独特の進化を遂げて、ガラケー化をまっしぐらだった。

 そんな中、PDA 好きのガジェットヲタは SONY が palm をやめ、Handspring が palm に買収され消えていくのを眺めていた。

 海外では Blackberry が事実上のビジネススマートフォンとなっていてオバマ大統領やランス・アームストロングが Blackberry を使っているのを目にしたものだった。

 その後(次期的には重なる部分が大きいが)、スマートフォンは全面液晶の携帯電話回線を使ったコンピュータの代名詞となった。その主役は iPhone と Android 搭載機となり、Windows や Blackberry は姿を消した。

 ちなみに、日本でも Blackberry が発売された時期はあった。docomo が業務用に売り出したが、コンセプトが良くわからなかったのと、日本企業ではスマートフォンのメリットを理解できなかったために、個人ベースで市場を拡大した iPhone に太刀打ち出来ずに、一般には一切普及せずに消えた。

情報源: BlackBerryがスマートフォンの生産終了を発表 ソフトウェアの開発メインに – ねとらぼ

 こんなクールなガジェットもあったので、残しておこう。今でも持っている人がいるんだろうか・・・もし持っていたとしても、自分の家の納戸にうず高く積み上がった電源の入らないデジタルデバイスたちと同じようにホコリを被っているのだろう・・・

良くも悪くも似た調子のデザインに留まっていた BlackBerry ファミリーに、見るからに違う新モデルが加わります。ご存知ポルシェデザインとのコラボレーションによって生まれたもので、名前は Porsche Design P’9981。Pのうえにダッシュがつきます。ハードウェアはステンレスフレームを基

情報源: ポルシェデザインのBlackBerry、P’9981 発表 – Engadget Japanese